飲食品関連企業の開発研究者が、学ぶべき書物 ⇒ ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの著書 『 Physica;フィジカ 』 は、ホリスティック・アロマ・テラピーの重要な参考書です

 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン ( または ビンゲンのヒルデガルト ) 「 Physica;フィジカ
 アロマテラピーを深くし学びたい方は、必須の本です。聖女の他の本も重要です。
 聖女の著書が、邦訳版として出版されています。アロマ・テラピーを学びたい人は、是非参考にしてみて下さい。中世最大の賢女の示唆に富む内容は現代社会において大いに役立つことでしょう。

『 聖ヒルデガルトの医学と自然学:ヒルデガルト・フォン・ビンゲン著 』 (原タイトル: Physica;ラテン語)/プリシラ・トループ英語版翻訳 ( 原タイトル: Hildegard von Bingen's Physica;英語 )/井村宏次監訳・聖ヒルデガルト研究会訳 ( 新装版,出版:ビイング・ネット・プレス 2005.10、星雲社 )



 飲食品関連企業に向けた提題とでも言うべきでしょうか?
 最近の食品飲料関係事件記事からこれからの飲食物新製品開発は、・・・

 環境破壊、擬似環境ホルモン、アトピー、アレルギー、植物・動物生態系〜地球規模の生態系異変に至るまで、包括的な総合的広い視野と分野の知識と経験を要求される時代になりつつあるようです。 ホリスティック・アロマテラピーは、その代表です。 口に入れるものですから、健康を維持管理する上でもできる限り、合成化学による添加物は、控えるべきです。
 中国の食品問題だけではなく、日本の食品・飲料品全体の問題でもあるのです。
 今後、化学的に合成された、抗生物質、抗生物質添加飼料、化学薬品、有機合成品、添加剤、着色料、発色剤、香料、酸味料、酸化防止剤などを極力制限すべき時代になるだろうからです。
 
 擬似環境ホルモン、アトピー誘発、発ガン性物質、スギ花粉症、アレルギー性鼻炎、耐性細菌・耐性ウィルス発生などの原因は、これら天然・自然食品以外から作り出された濃度の濃い、添加物が、人体内で分解されず、長年蓄積され毒素化、擬似ホルモン化、耐性化されていると考えられるからです。

 近年、若者の性別や性格に変化が起こり、性同一性障害など 「ジェンダー」 問題が、より多く表面化している根本原因は、20世紀以降の化学物質多用による人体内摂取であることは、否定できないからです。

 ハーブやアロマテラピー を取り扱うとは、そう言うことなのです。自然のものを自然のまま摂取する。乾燥や煎じて、水蒸気蒸留で抽出したエキス分を化学分解させず、そのまま 「 ホメオパシー 」 の原理を用いて稀釈 ( 水・天然アルコール・天然植物オイルなどを媒材として何千〜何万倍にも薄める、通常のアロマテラピートリートメントオイルの場合、推奨希薄値は、媒材の0.1%〜3%程度まで:1/1000〜3/100 ) してから体内に摂取し、また、デトックス ( 毒出し ) することです。
 この基本原理を理解できないような化粧品・食品・飲料品メーカーは、アロマテラピーを単なる流行 (はやり) だけで追っている浅薄な企業と評価されてしまうでしょう。

 これからは、ハーブやアロマテラピーのスペシャリストが必要となってきます。 それも深い知識と修道経験; 「 錬金術 」 の何たるかが、理解している人を必要とします。 実験・分析のスペシャリストではない、倫理と理性を伴った人材の確保・育成が、今後の教育と大学研究機関に問われます。 これまでの科学(化学)だけでは、日本民族は、滅びてしまうでしょう。






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ハンガリアンウォーター レシピ:若返りの水「ハンガリアンウォーター」 と 青い瞳の聖母マリア [ Virgin Mary of Blue Rose Eyes ] ブルー・アイズ・バージン・マリーの秘密

青い薔薇の瞳の聖母マリア:Virgin Mary of the blue rose eyes青い薔薇の瞳の聖母マリア20102003


「 聖母マリアの薔薇: ローズマリー Rosmarinus officinalis
 名前の由来は、聖母マリアの伝説から来ています。  ローズマリー の花は、元来純白色だったと伝えられます。 聖母マリアが、幼子イエズスを抱いてエジプト逃避したときのことです。 追手から隠れる間、聖母は、ローズマリーの茂みに青いマントを投げかけました。 そのマントをふたたび取り上げた時、聖母マリアを記念し、神の奇蹟によって白い花を愛らしい青色に変えてしまいました。 その時から、ローズマリーは、青い花のままなのです。
 また、ローズマリーの潅木は、けっしてイエズス・キリストの背たけより高く育つことは なくなり、33年たって イエズス・キリストが、磔 ( はりつけ ) にされたのと同じく、 「 33年の樹齢になると 成長を止めて 枯れてしまう 」 と、言われます。 ひたすら、美徳のためにのみ成長すると信じられ、ローズマリーは、キリスト降誕のシンボルとされています。 そしてまた、アダムとエヴァが、エデンの園を追放されたときに持ち出した 二つの薬草 ( ハーブ ) のうちのひとつとされています。 そのため 神は、ローズマリーに 「 人類を健康にする特別な癒しの力 」 をさずけました。
 ローズマリーの学術的名称の由来は、ラテン語 『 ロサ・マリアヌス:Rosmarinus 』 = “ 海のしずく ” です。 それは、ローズマリーが 海岸でよく育つからです。

 花言葉は、「 あなたの存在が、わたしを蘇らせます。 」
 古代の花言葉は、 「 思い出 」 をあらわします。
 ローズマリーは、1月17日の誕生花、占星術によれば 太陽の影響下にあるハーブとされます。
 ローズマリーには、失われた生命,記憶,言葉をとりもどす力があると考られていました。

 近年の化学分析発達により、この経験学的教えは、裏付けを得ています。
 ポリフェノールの含量が、非常に高く、優れた活性酸素消去力,抗酸化力を発揮します。
 ローズマリーの主成分:カルノシン酸には、神経細胞維持に重要な神経成長因子の生成を高める作用がある と、報告されています。 また、カルノシン酸を投与すると、脳梗塞による脳組織の壊死を予防できるとの報告もあり、アルツハイマー病 や パーキンソン病 への効果も期待されています。
 そして、カルノシン酸の類似体:カルノソール には、生体防御機構を活性化させる作用があり、解毒作用を高め、消臭作用 や 殺菌作用 があり、肉の鮮度を長持ちさせることから肉料理のハーブとしてよく使われます。 また、主要成分の ロズマリン酸:rosmarinic acid には、花粉症の症状を和らげる作用がありますから、花粉症にお困りの方は、ローズマリーの精油を用いて芳香浴法を行うと良いでしょう。

 フランス人は、ローズマリーの花には、失われた精力を回復する力があると言い、また、古代イタリアでは、 ローズマリー Rosmarinus officinalisへンルーダセージマジョラムフェンネルマルメロ ( marmelo : バラ科マルメロ属マルメロのみの1属1種 セイヨウカリン ) の花 を調合して若さを保つ秘薬をつくりました。

 ローズマリーの葉をゆでてつくった湿布は、通風治療 として処方されます。 その昔、ローズマリーは、すべての病気を治すことができる薬草とされていました。 身体全体を刺激する強壮茶 や 葉の部分は、ワインに入れて強心剤に用いました。 また、咳 や 風邪に効く薬として重宝されました。 ローズマリーには、殺菌性があり、消毒のためよく病室で燃やされました。 ペスト予防にも用いられました。 ペスト流行 ( 黒死病 ) 当時、新鮮なローズマリーを袋に入れて首から下げ、常に匂いを嗅ぐようにしたとされます。 芳香を嗅ぐと、鼻腔から血管に直接有用成分が、希薄・破壊されることなく、そのまま入り、血液を通して全身へと巡ります。 この方法は、ペストの予防方法として 科学的に有効だったのです。 現代行われている手術の全身麻酔は、吸入法によっているのもそのためです。 麻酔成分をそのまま、直接全身に届けることができるからです。

 13世紀、ハンガリーのエリザべス女王 ( エリザベート祇 ) は、晩年手足が痛む病いに苦しみましたが、それを聞いた修道院の修道士は、痛み止めのチンキを王妃に献上しました。
 チンキは、ローズマリーの花 ( エッセンシャルオイル ) と ワインを蒸留 ( ブランデー ) してつくった化粧水 ( ハンガリアンウォーター ) でした  女王は、欠かさず愛用しました。 やがて、痛みが良くなったばかりでなく、みるみる若返り、70歳を過ぎてから隣国ポーランドの王子 ( 当時20歳 ) に求婚されたという逸話が残され、この話から、別名 「 若返りの水 」 として評判になったそうです。 この化粧水には、 「 皮膚の病いを癒し、女王を若々しく保つ効果があった 」 と、伝えられています。


化粧水:ハンガリアンウォーター レシピ

 内  容                  数  量
 アトマイザータイプスプレーボトル ── 50ml 容器1個
 精製水 又は、 フローラルウォーター 又は、 ローズウォーター ─── 39 〜 40ml
 純粋なブランデー ( コニャックマール ) ── 10ml
         ( ローズウォーターの替わりにする場合は、─── 49 〜 50ml )
 ローズマリー Rosmarinus officinalis ──────────── 8滴
 ペパーミント ( または、葡萄の精油 ) ───── 1滴
 ローズオットー ─────────── 1滴

 注意:媒材をコニャックやマールにした場合は、アルコール度が高くなります。 個人差がありますから、お肌の刺激に応じて精製水か、フローラルウォーターなどで薄めて使用してください。 マールは、ワインを造るときに残った葡萄の搾りかすを蒸留してできたブランディーのことです。 白より赤ワインの搾りかすで造ったマールがより良いです。

★ 話題のレスベラトロールは、 水への溶解度:0.03g/L に対し、エタノールへの溶解度:50g/L と、非常に高い割合 ( 約1666倍 ) で溶解するため、アルコール度の高い赤ワイン、リキュール、ブランディを利用して摂取する方法が、有効と考えられています。 レスベラトロールは、葡萄の種子・果皮に多く含まれています。 そこで、市販されている巨峰などの種のある黒葡萄品種を、漬け込む容器の6〜7分目程度の分量を購入し、葡萄の種子を潰して、果皮と共に、アルコール度の高いブランデーを媒材としてリキュールのように長期間漬け込むことが、重要となります。 アルコールにレスベラトロールが、溶解しやすくなるよう時々攪拌し、攪拌は、祈りながらすると良いでしょう。 アルコール成分が、揮発した分は、さらに、ブランデーを追加しておきます。 漬け込み期間が、半年以上充分経過しましたら、ブランデーを使用する分量だけ、コーヒーフィルターなどで濾しながら、ローズウォーターの替わりにハンガリアンウォーターの媒材として御使用下さい。 造るのがめんどうな方は、 マール を御使用下さい。 赤ワインの絞りかす葡萄の種子・果皮から造られたブランディーがより良いです。


自宅でお手軽&簡単に作れます
 1.(取っ手付)アトマイザータイプのウォータースプレーボトルをよく洗浄し、その中に、
 2. ローズウォーター 39 〜 40ml をまず入れます( エッセンシャルオイル滴下分量 ≒約 1ml 差し引いてください。 )
 3.添加物のない純粋なブランデー ( 無農薬・有機栽培:コニャックマール )を加えます
 4.その上からエッセンシャルオイルをたらします
 5.密栓してよく振れば、出来上がりです
 6.使用する前の、約1週間は、毎日数分間よく振り、熟成させます。

コニャックを使う理由は、アルコールが、精油と水とを親和させる役割を持っているのと、葡萄果実の水蒸気蒸留法による精製のお酒だからです。 これによって、有用成分が、皮脂を持った肌の皮膚から真皮質へ浸透しやすくなります。 余計な添加物がされていないブランデー ( ビオディナミ や 有機栽培による コニャック/マール ) を選んで下さい。

葡萄の精油は、なかなか手に入らないかも知れません。 ナイトハーヴェストした葡萄の花 ( 果実 ) を水蒸気蒸留した精油です。 コニャックとは また、違います。

1週間〜2週間以内の使いきりが良いです。

冷蔵庫で保存して下さい。

ローズマリー精油には、 ローズマリー・カンファー と、 ローズマリー・シネオール の2種類があります。 お好きな芳香をお選び下さい。 両方を均等に滴下しても良いでしょう。

濃度を薄めにした化粧水として、ハンガリアンウォーターをお使いになる場合、毎日欠かさずご使用下さい。 いたみやすい手にも毎日つけてください。


アロマテラピーの基本は、飲んでも害を与えない天然素材を、希釈することにあります。 これを、「 ホメオパシー 」 と言います。
 ある物質を人体などに用いる時、量が多すぎると毒になり、特定の症状が引き起こされてしまう 一方で、同じ物質を極微量使うことにより その症状が、治まるといったことを利用した療法のことです。 漢方薬の使用方法に酷似しており、薬を多量に摂取すれば 毒になります。 たとえば、 “ 毒をもって毒を制す ” と 言うことわざから、ワクチン予防接種にこの原理が使われ、予防を目的とした微量の “ 毒 ” を与えて抗体を作り、免疫強化をはかります。
 アロマテラピーは、人体に優しい植物性物質のみに限定した応用です。 稀釈を繰り返すたびに混合剤を激しく振り動かし、ポテンシー化します。 天然の薬剤を何度も繰り返し稀釈するにつれ、ポテンシーは、逆に高くなり、効力も高まっていきます。 常識とは、正反対に薬が、希釈され 希薄になるほど効力は、高まります。 濃度の高い薬を投与することは、効果が 薄い と言うことを覚えて下さい。 むしろ、濃度を薄くして、激しく振動させて 「 ポテンシー化 」 を行って下さい。 濃度を薄くすると言っても、極限に薄くすることではありません。 通常、媒材のおよそ 1/100 〜 1/10,000 - 1% 〜 0.01% 程度が理想的でしょう。 薄すぎても目的の効果・効用を 効率的に時間を短縮できなければ意味がないからです。 希釈率 と 時間的効果・効率の両方の均衡が、とても重要なのです。
 人体のバイオリズム と 共鳴するように波長を増幅させて、 “ エーテル体 ” を活性化させれば、たとえ、癌であろうと 正常な体に戻すことができるようになります。 偉大な修道士たちは、 「チンキ」 を作る際、祈りを持って 長時間振動させて希釈し、また、振動させては、時間をかけて 「 熟成 」 させました。 鍛錬された 「 チンキ 」 は、薬としての効果が高く、現代では、 「 リキュール 」 として その名残りを留めています。 ですから、
 ポイントは、毎日、ハンガリアンウォーター化粧水を 祈りながらよく振って、振動させて お使い下さい。

媒材を、 「 ローズウォーター 40ml 」 、から「 グレープシードオイル:キャリアオイル 40ml 」 または、 「 ホホバオイル:キャリアオイル 40ml 」 に変換して、化粧水ではなく、 アロマ・トリートメント・オイル にすれば、体全体に使用することもできます。 お風呂上りに、時間をかけて全身トリートメントをすることによってリラックスできます。 この場合、リラックス用に ネロリフランキンセンス などの精油を好みに応じて各一滴ずつ加えて滴下すると、一層、気持ちを和らげ、落ち着いた就寝を迎えられます。 また、全身トリートメントの場合、使用する量が増加しますから、多めに作ると良いでしょう。



 SUNTORY は、 「青い薔薇:Blue Rose」 を産み出すのに成功しました。

 薔薇は、世界各地の野生種のバラ数種を人為的に交配する品種改良によって作られています。
 これは通常、稲の品種改良なども同じです。 青い薔薇は、歴史の中で多くの育種家が挑んできた夢でした。 「青い薔薇」を産み出すことはこれまで成功しておらず、童話や小説にも 「 不可能 」 を表現する比喩に譬えられていました。 「 青い薔薇 」 を創ろうとして 失敗してできたできそこないの薔薇が、あの 「 ガラスの仮面 」 に登場する 「 紫の薔薇 」 だそうです。 そして、 「 バイオテクノロジーの遺伝子組換え技術 」 が、夢を現実にしました。
 青色色素が、花びらに100%近く存在する世界初の 「 青い薔薇:ブルーローズ 」 の誕生です。

 花言葉は、 「 神の祝福 」 といいます。
 サントリーの青いバラ・アプローズは、限定販売 です。


アロマオイル:精油の作用・成分プロファイル「ネ〜ロ」No.3 医学用語解説 芳香の基礎は、ワインにも関係しています

精油のプロファイル No.3

 何百種もあるエッセンシャルオイルの中から、一般家庭で使える安全なものをごく少数、アロマセラピストが、使用している代表的な精油の基本となるプロファイルについて紹介します。



33.
名    称 ネロリ Citrus aurantium var. amara
科    名 ミカン科  価格帯 非常に高価
別    名 C. vulgaris, C. bigaradia , オレンジフラワー、セビリヤオレンジ 
特徴と産地 常緑高木、樹高約10mに成長。香りの強い白い花、果実はスイートオレンジより若干手ざわりが粗く濃色。アジア原産、地中海地方で広く栽培。エッセンシャルオイルは主にイタリア、チュニジア、モロッコ、エジプト、フランスで生産
抽 出 法 摘みたての花から水蒸気蒸留。オレンジフラワーウォーターは蒸留の過程でできる副産物
オイルの性質 淡黄色の液体。苦みのある甘いフローラル系の香りで嗅ぐと精神が元気づけられ、鎮静され、催淫性もある
主 な 成 分 リナロール、酢酸リナリル、リモネン、ピネン、ネロリドール、ゲラニオール、ネロール、インドール、シトラール、ジャスモン
作 用 特 性 抗うつ、消毒、抗けいれん、殺菌、駆風、細胞成長促進、デオドラント、消化、軽い催眠、神経鎮静、循環器刺激
アロマセラピー利用 スキンケア(ほぼ全肌質)、皮膚線条、動悸、循環不全、下痢、月経前緊張症候群、抑うつ症、ストレス疾患
ブレンド相性 柑橘系オイル、ローマンカモミール、クラリーセージ、コリアンダー、ゼラニウム、ジャスミン、ラべンダー、ローズ、イランイラン
注     意 一般的に刺激性、感作性はないと言われるが、接触皮膚炎と感作性を引き起こした症例が報告されているため高濃度での使用を避け、敏感肌の人はパッチテストをすること


34.
名    称 パイン Pinus sylvestris
科    名 マツ科  価格帯 普通 広く人手可能
別    名 スコッチパイン、ノルウェーパイン
特徴と産地 高木常緑針葉樹、樹高36m。イギリス原産、ロシア、スカンジナビア、フィンランド、バルト諸国でも生育。エッセンシャルオイルは、主にアメリカ合衆国東部・カナダで生産
抽 出 法 葉から水蒸気蒸留。球果、小枝、木片から抽出した品質の劣るオイルは、アロマセラピーでの使用を避ける
オイルの性質 無色〜淡黄色液体。強く乾いた樟脳系と樹脂系の香りで嗅ぐと元気づけられ、清涼感を感じ、活性される
主 な 成 分 酢酸ボルニル、シトラール、カジネン、ジペンテン、フェランドレン、ピネン、シルべストレン
作 用 特 性 抗菌、抗リウマチ、消毒、抗ウィルス、殺菌、鎮痛、胆汁分泌促進、循環器刺激、殺虫、健康回復、血行促進、副腎皮質刺激、神経系刺激、駆虫
アロマセラピー利用 切り傷、擦り傷、怪我、アタマジラミ、疥癬、過度の発汗、関節炎、痛風、筋肉痛、循環不全、リウマチ、呼吸器系疾患、膀胱炎、風邪、インフルエンザ、神経痛、疲労、ストレス疾患
ブレンド相性 べルガモット、シダーウッド、サイプレス、ユーカリ、フランキンセンス、ジュニパー、ラべンダー、レモン、ローズマリー、ティートリー
注     意 感作性がある。刺激性は一般的にない。古いオイル・酸化したオイルは刺激性や感作性をより引き起こしやすくなる。敏感肌の人は使用を避ける。使用の際1%以下に希釈


35.
名    称 パチュリー Pogostemon cablin
科    名 シソ科  価格帯 安価 広く人手可能
別    名 P.patchouly 
特徴と産地 草丈約90cmに育つ多年草、紫がかった白い花を咲かせ、柔毛の生えた卵形葉をこすると大地系の芳香が広がる。原産地マレーシア。インド、中国、南アメリカでオイル採取目的に載培されている。エッセンシャルオイルは、ヨーロッパとアメリカ合衆国で生産
抽 出 法 乾燥発酵させた葉から水蒸気蒸留
オイルの性質 濃い琉拍色液体。大地系、じゃ香風の長時間持続性の高い香りで、粗いトップノートの芳香が消えると甘さを帯びた芳香になる。年を経るごとに品質が向上し、芳香を嗅ぐとぬくもりを感じたり刺激されたり、催淫性もある
主 な 成 分 パチュロール、ボゴストル、ボルネゾール
作 用 特 性 抗うつ、抗炎症、殺菌、消毒、抗ウィルス、細胞成長促進、デオドラント、利尿、解熱、殺真菌、神経鎮静、刺激、健胃、強壮
アロマセラピー利用 スキンケア(脂性肌)、膿傷、にきび、水虫、床ずれ、フケ症、皮膚炎、じくじくする湿疹、防虫、怪我、抑うつ症、神経的疲弊、ストレス疾患
ブレンド相性 べルガモット、他柑橘系オイル、シダーウッド、クラリセージ、クローブ、ラべンダー、ゼラニウム、パルマローザ、プチグレイン、ローズ、ネロリ、サンダルウッド、べチバー。
注     意 刺激性・感作性は一般的にない。香りが非常に強いため控えめの使用


36.
名    称 バニラ Vanilla Plantifolia 
科    名 ラン科  価格帯 非常に高価
別    名 ― 
特徴と産地 つる性のラン、緑がかった黄色又は白い花を咲かる。小さな種子を大量に含んだ緑色のさやは約25cmに生長。エッセンシャルオイルは含まない。バニラ風味と芳香は、発酵してさやの表面に形成されたバニリン結晶から放たれる。発汗と乾燥をくり返し発酵(5〜6ヶ月必要)、さやが柔らかく濃い茶色となる。中米とメキシコ原産。東アフリカとインドネシアなどの熱帯地方でも栽培
抽 出 法 保蔵処理したさやからアルコール溶剤抽出し、抽出過程で使用されるアルコールが蒸発しない。大半の溶剤抽出によるオイルと異なる。 最終製品の約30%がアルコール、これは、アブソリュートではなく樹脂性物質と言われる。 なお希少だが、さやの水蒸気蒸留法によるバニラ精油 もある。
オイルの性質 濃い茶色の粘性液体。甘くなめらかな樹脂系典型的バニラ芳香で嗅ぐとぬくもりを与えて気持ちを楽にし、おだやかに刺激し、催淫性もある
主 な 成 分 バニリン、酢酸、エチルアルコール、オイゲノール、フルフラール
作 用 特 性 バニラの医薬的価値についてあまり認められていない。かつては刺激、消化促進、特に女性の性欲促進−があるとされた
アロマセラピー利用 非常に高価、エッセンシャルオイルはない。アロマセラピーでは一般的に使用されない。しかし、気分をよくするために室内蒸散することができる。浸出油をつくってマッサージのべースオイルに使用できる
ブレンド相性 柑橘系オイル、シダーウッド、コリアンダー、フランキンセンス、ジャスミン、ローズ、サンダルウッド、べチバー、イランイラン。
注     意 香りが非常に強いため控えめの使用。バニラオイルは、植物油に完全に溶けないが、使用前に必ず振って混合させれば、オイルべース香水やマッサージオイルとして使用できる。
料理用バニラエッセンス(アルコールと水で希釈した樹脂性物質)は、安価に人手できるが、香水用の濃いオイル全く別物。感作性を引き起こす恐れがあり、使用前にパッチテストをすること


37.
名    称 パルマローザ オーガニック Cymbopogon martini var. motia
科    名 イネ科  価格帯 安価
別    名 イーストインディアンゼラニウム、ターキッシュゼラニウム、インディアンロシャ、モティア 
特徴と産地 レモングラス、シトロネラの近縁種。原産地インド。アフリカ、マダガスカル、インドネシア、ブラジル、コモロス島などで栽培、精油の多くも産地で生産
抽 出 法 生もしくは乾燥させた葉から水蒸気蒸留
オイルの性質 黄緑色液体。大地系の強く甘い芳香はゼラニウムによく似て嗅ぐと、精神が高揚し刺激される
主 な 成 分 ゲラニオール(75〜95 % )、シトロネラール、シトラール、ファルネソール、リモネン、ジべンテン
作 用 特 性 抗うつ、消毒、殺菌、細胞成長促進、循環器刺激、消化、解熱、強壮
アロマセラピー利用 スキンケア(脂性肌か乾性肌)、にきび、おでき、怪我、食欲不振、消化器系疾患、発熱、神経的疲弊、ストレス疾患
ブレンド相性 シダーウッド、柑橘系オイル、ローマンカモミール、コリアンダー、ラべンダー、パチュリー、プチグレイン、サンダルウッド
注     意 約1%低濃度に希釈すれば肌を刺激しない。芳香非常に強いため控えめの使用


38.
名    称 プチグレイン Citrus aurantium var . amara
科    名 ミカン科  価格帯 安価 広く入手可能
別    名 C.bigaradia 、ビターオレンジ
特徴と産地 過去には、ビターオレンジとネロリのオイルも採る同一の木の葉と小枝から抽出することになっていたが、現在ではオレンジとレモンの数多い変種や交配種から抽出される。エッセンシャルオイルは主にパラグアイで生産されるが、イタリア、エジプト、チュニジア産の方が品質は優れている
抽 出 法 葉と小枝から水蒸気蒸留
オイルの性質 淡い黄色液体、ネロリを思わせるほろ苦い香りがあるが、ネロリほど洗練されておらず芳香を嗅ぐと清涼感で元気づけられる
主 な 成 分 酢酸リナリル、酢酸ゲラニル、リナロール、ネロール、テルピネオール
作 用 特 性 消毒、抗けいれん、デオドラント、消化、神経鎮静、健胃、強壮
アロマセラピー利用 脂性肌、脂性髪、消化不良、鼓腸、不眠、月経前緊張症候群、神経的疲弊、ストレス疾患
ブレンド相性 べルガモット、他の柑橘系オイル、シダーウッド、クラリーセージ、クローブ、コリアンダー、サイプレス、エレミ、フランキンセンス、ゼラニウム、ラべンダー、ネロリ、オークモス、ローズ、べチバー
注     意 刺激性、感作性、光毒性は一般的にないとされる


39.
名    称 ブラックペッパー Piper nigrum
科    名 コショウ科  価格帯 普通 広く入手可能
別    名 ― 
特徴と産地 多年草つる植物、高さ約5m以上に成長。白い小さな花が咲き、赤い実が熟して黒くなる。原産地インド。マレーシア、中国、マダガスカルで広く栽培。乾燥させた実を輸入してヨーロッパやアメリカで精油を生産
抽 出 法 乾燥させた実から水蒸気蒸留
オイルの性質 やや薄く黄緑色がかった液体、スパイシーで刺激的芳香で嗅ぐとぬくもりを感じ、催淫性がある
主 な 成 分 ツジョン、ピネン、カンフエン、サビネン、カレン、ミルセン、リモネン、フエランドレン、べータカリオフィレン
作 用 特 性 鎮痛、抗菌、消毒、抗けいれん、解毒、食欲促進、殺菌、駆風、消化、利尿、解毒、緩下、血行促進、刺激(神経系、循環器系、消化器系)、健胃、発汗、強壮
アロマセラピー利用 循環不全、各種筋肉痛、食欲不振、吐き気、風邪、インフルエンザ、無気力、精神的疲労
ブレンド相性 他のスパイス系オイル、柑橘系オイル、フランキンセンス、ジャスミン、ラべンダー、ゼラニウム、ローズ、イランイラン、ローズマリー、サンダルウッド
注     意 肌を刺激する恐れがあるので、低濃度使用


40.
名    称 フランキンセンス Boswellia carterii 
科    名 カンラン科  価格帯 高価
別    名 B.thurifera 、オリバナム、インセンス 
特徴と産地 アフリカ北東部及び紅海地方原産の低木。樹皮に切れ込みを入れてオレオガムレジンを採取。この物質は乳白色の液体から琥珀色に変化、豆粒大涙形のガム(松やにやウルシに類似)に固化。この木の産地はソマリアとエチオピア。乳香として聖書にも記述があるほど高価で気品のある貴重な神への薫香材。シェバの女王が治めたシェバ王国の栄華は乳香貿易によるとも言われる。エッセンシャルオイルは、ほとんどヨーロッパで蒸留
抽 出 法 ガムから水蒸気蒸留
オイルの性質 無色から淡黄色液体。温かみのある樹脂系芳香、わずかにレモンと樟脳の芳香があり、年を経るごとに芳香もよくなり、嘆ぐとぬくもりを感じ、頭がはっきりとし、鎮静される。瞑想、儀式によく使用される
主 な 成 分 ピネン、ジペンテン、リモネン、ッジェン、フエランドレン、シメン、ミルセン、テルピネン
作 用 特 性 抗炎症、消毒、収敵、駆風、細胞成長促進、白血球増殖、消化、利尿、通経、去疫、鎮静、強壮、子宮強壮、癒傷
アロマセラピー利用 スキンケア(とくに老化肌)、にきび、膿傷、切り傷、怪我、痔核、瑞息、気管支炎、咳、カタル、咽頭炎、騰眺炎、月経痛、子宮内出血、月経前緊張症候群、神経の緊張、ストレス疾患
ブレンド相性 柑橘系オイル、スパイス系オイル、バジル、シダーウッド、サイプレス、エレミ、ガルバナム、ジュニパーべリー、ラべンダー、ネロリ、パチュリー、ローズ、サンダルウッド、べチバー
注     意 刺激性と感作性は一般的にない。通経作用があるため妊娠の最初の3ヶ月間の使用は避ける


41.
名    称 べチバー Vetiveria zizanoides
科    名 イネ科  価格帯 安価〜普通 広く入手可能
別    名 Andropogon muricatus 、クスクス、べチバート 
特徴と産地 背の高い草、葉には芳香なく、根に強い芳香がある。レモングラスとパルマローザの近縁種。原産地インド南部、インドネシア、スリランカ。世界各地で栽培、最高品質のオイルはレユニオン島とコスモス諸島で生産
抽 出 法 乾燥させて切り刻んだ根から水蒸気蒸留
オイルの性質 濃い茶色粘性液体。糖蜜のような芳香を基調とした豊かな大地系芳香。年を経るごとに芳香がよくなり、嗅ぐと気持ちが落ち着き、ぬくもりを感じ、催淫性がある
主 な 成 分 べチべロール、べチボン、べチべン
作 用 特 性 消毒、抗けいれん、循環器刺激、浄化、血行促進、赤血球増殖、強壮、駆虫
アロマセラピー利用 スキンケア(脂性肌)、にきび、関節炎、筋肉痛、リウマチ、循環不全、不眠症、めまい(「グラウンディング」にも利用可)、月経前緊張症候群、神経的疲弊、ストレス疾患
ブレンド相性 クラリセージ、シダーウッド、柑橘系オイル、ジャスミン、ラべンダー、パチュリー、プチグレイン、ミモザ、ネロリ、オークモス、ローズ、サンダルウッド、イランイラン
注     意 一般的に刺激性、感作性はない


42.
名    称 ペパーミント Mentha piperita 
科    名 シソ科  価格帯 安価 広く入手可能
別    名 ― 
特徴と産地 草丈1mに育つ多年草、根茎から盛大に伸び広がる。濃い緑色の葉と有毛茎にエッセンシャルオイルの分泌腺がある。ペパーミントは、ウォーターミント( M. aquatica )とスペアミント( M. spicata )との交配種。原産地地中海および西アジア。ヨーロッパとアメリカに帰化、エッセンシャルオイルは主にアメリカ合衆国で生産
抽 出 法 葉と頭頂花から水蒸気蒸留
オイルの性質 淡黄色液体。フレッシュで浸透感のあるミントの芳香を嗅ぐと目が覚めたり、清涼感を感じ、頭がはっきりする
主 な 成 分 メントール、カルボン、シネオール、リモネン、メントン、ピネン、チモール
作 用 特 性 鎮痛、抗炎症、催乳抑制、抗菌、消毒、抗けいれん、収斂、抗ウィルス、駆風、頭脳明断、胆汁分泌促進、通経、去痰、消化、利尿、解熱、強肝、神経鎮静、殺寄生虫、刺激、発汗、駆虫、健胃
アロマセラピー利用 打撲症、捻挫、筋違い、腫れ、たむし、疥癬、歯痛、神経痛、各種筋肉痛、呼吸器系疾患、口臭、疝痛、消化不良、鼓腸、口内炎、口腔カンジタ症、吐き気、発熱、風邪、インフルエンザ、めまい、頭痛、精神的疲労、偏頭痛
ブレンド相性 クラリセージ、ユーカリ、ゼラニウム、ラべンダー、レモン、ローズマリー
注     意 香りが非常に強いため控えめの使用。敏感肌を刺激するため低濃度に希釈して使用。通経作用があるため妊娠最初の3ヶ月間の使用は避ける


43.
名    称 べルガモット Citrus bergamia 
科    名 ミカン科 価格帯 普通 広く入手可能
別    名 ―
特徴と産地 樹高5m前後の常緑樹。西洋ナシ形の実。熟すと黄色に変わり、小さいオレンジに近似。他の柑橘類同様、熱帯アジア原産。エッセンシャルオイルは、主にイタリア南部で生産
抽 出 法 果皮より圧搾
オイルの性質 淡緑色の液状。わずかにぴりっとする柑橘系の芳香を嗅ぐと気分が高揚し活力を感じる
主 な 成 分 酢酸リナリル、リナロール、セクイテルペン、テルペン、フロクマリン、ベルガプテン
作 用 特 性 抗うつ、消毒(肺と泌尿生殖器)、抗けいれん、解毒、駆風、利尿、デオドラント、解熱、緩下、殺寄生虫、血行促進、刺激、健胃、強壮、駆虫、癒傷
アロマセラピー利用 風邪、インフルエンザ、膀胱炎、発熱、感染症、不安症、抑うつ症、月経前緊張症候群
ブレンド相性 他の柑橘系オイル、アンゼリカ、バジル、シダーウッド、ジャーマンカモミール、ローマンカモミール、クラリセージ、ラべンダー、ネロリ、サイプレス、エレミ、ゼラニウム、ジャスミン、ジュニパー、コリアンダー、ジンジャー、フランキンセンス、オークモス、ローズ、サンダルウッド、べチバー
注     意 べルガモットオイルは、フロクマリン含有量が多く、光毒性がある。 日光にあたる直前や紫外線照射を避ける。 非光毒性のべルガモットFCF (フロクマリンフリー)は、敏感肌を刺激する可能性のあるワックス(不揮発性成分)も合んでいないため、アロマセラピストの使用者が増えている


44.
名    称 ホップ Humulus lupulus 
科    名 クワ科 価格帯 きわめて高価
別    名 ― 
特徴と産地 匍匐性の多年草植物、他の植物にからまりながら高さ約8mまで成長。雌雄別株で開花、緑がかった黄色い雄花は下垂してゆるい円錐花序をなし、雌花は、「球花」円錐の尾状花序
抽 出 法 新鮮な乾燥球花から水蒸気蒸留。球花を長時間放置しておくと、ホップに合まれるソフトレジンが酸化し不快臭となる
オイルの性質 黄色みの液体。温かみのある甘くスパイシーな芳香を嗅ぐと気持ちが鎮静し、眠りに誘われます
主 な 成 分 ミルセン(新鮮な精油のみ)、カリオフィレン、ファルネセン
作 用 特 性 鎮静、男性の性欲抑制、抗菌、消毒、抗けいれん、収斂、殺菌、駆風、利尿、催眠、神経鎮静、鎮痛
アロマセラピー利用 喘息、咳、消化不良、頭痛、月経異常、月経痛、更年期障害、不眠症、神経の緊張、ストレスによる疾患
ブレンド相性 べルガモット、サイプレス、ジュニパーべリー、ラべンダー、ナツメグ、パイン
注     意 ミルセンの合有されている新鮮なエッセンシャルオイルは感作性を引き起こす場合がありますが、時間がたつと酸化し始め、肌に対する刺激性は少なくなります。しかし常に最大限に希釈して使用してください。抑うつ症や無気力におちいっている人は使用を避けてください


45.
名    称 マンダリン Citrus reticulata
科    名 ミカン科 価格帯 安価 広く入手可能
別    名 C.noblis 、C. madurensis 、C. deliciosa 、タンジェリン
特徴と産地 樹高約6mの常緑高木。光沢のある葉と香りよい白い花をつけ、果実は、小オレンジに類似し皮がむきやすい。原産地中国南部。アメリカ合衆国ではマンダリンのことをタンジェリンと呼ぶが、その他の国々ではマンダリンと呼ぶ
抽 出 法 果皮から冷搾
オイルの性質 黄色系オレンジ色液体。ほのかに甘い柑橘系の芳香を嗅ぐと気持ちが鎮静し、元気づけられる
主 な 成 分 リモネン、ゲラニオール、シトラール、シトロネラール
作 用 特 性 消毒、抗けいれん、駆風、消化、利尿、緩下、鎮静、強壮
アロマセラピー利用 傷跡、皮膚線条の予防(とくに妊娠中)、消化器系疾患、不眠症、神経の緊張、ストレス疾患
ブレンド相性 他の柑橘系オイル、ジャーマンカモミール、コリアンダー、ゼラニウム、レモングラス、ネロリ、プチグレイン、ローズ、ローズマリー
注     意 一般に刺激性・感作性はない。柑橘系果物に敏感な人は、アレルギー反応を起こす恐れがある。わずかに光毒性があり、肌につけた直後日光にあたらないこと。貯蔵寿命が短く購入後6カ月以内で使い切る


46.
名    称 ミモザ・アブソリュート Acacia dealbata 
科    名 マメ科 価格帯 きわめて高価
別    名 ―
特徴と産地 常緑高木、シダの形の葉をつけ、香りある黄色い花を円錐花序に咲かせる。オーストラリアとタスマニア原産、エッセンシャルオイルは主にフランス南部で生産
抽 出 法 花と小枝から溶剤抽出
オイルの性質 淡黄色やや粘性のある液体。スミレを思わせるウッディなフローラル系の芳香を嗅ぐと元気づけられ、清涼感を感じ、気持ちが鎮静する
主 な 成 分 酢酸、フエノール
作 用 特 性 消毒、収斂
アロマセラピー利用 アブソリュートのため、アロマセラピストには使用されない。気分をよくする香水材料。しかし、心地よい香りは月経前緊張症候群、不安症、ストレス疾患をやわらげる
ブレンド相性 べルガモット、シダーウッド、コリアンダー、ゼラニウム、ラべンダー、ネロリ、オークモス、プチグレイン、ローズ、サンダルウッド。香りが強いため控えめの使用
注     意 敏感肌は皮膚炎を起こす恐れがある。常に1% 以下に希釈して使用


47.
名    称 ミルラ(没薬) Commiphora myrrha
科    名 カンラン科 価格帯 高価
別    名 Balsamodendrom myrrha  没薬
特徴と産地 小高木または低木、樹高約3m、節の多い鋭い棘状の枝が直角に出ている。樹皮の裂け目や人工的に切れ込をつけて、淡黄色オレオレジンを浸出する。固化したオレオレジンは、“涙”と呼ばれクルミ大の赤茶色になる。原産地中東,北アフリカ,北インド。死者の埋葬にも用いられた香料、エジプトのミイラにも防腐処理と消毒を兼ねて用いられた。
抽 出 法 "涙"から水蒸気蒸留
オイルの性質 赤茶色粘性液体。強く苦みがありわずかに樟脳系の芳香を嗅ぐと、頭が明晰にぬくもりを感じる
主 な 成 分 へーラボレン、リモネン、ジペンテン、ピネン、オイゲノール
作 用 特 性 抗炎症、抗菌、消毒、収斂、鎮痛、駆風、細胞成長促進、通経、去痰、殺真菌、鎮静、健胃、子宮強壮、癒傷
アロマセラピー利用 スキンケア(脂性肌、老化肌)、水虫、湿疹、皮膚炎、たむし、傷跡、怪我、関節炎、呼吸器系疾患、歯ぐきの疾患、口内炎、咽喉痛、下痢、痔核、無月経症、カンジダ症
ブレンド相性 シダーウッド、コリアンダー、サイプレス、エレミ、フランキンセンス、ゼラニウム、ジュニパー、レモングラス、オークモス、パルマローザ、パチュリー
注     意 一般に刺激性、感作性はない、妊娠中の使用は避ける


48.
名    称 メリッサ Melissa officinalis 
科    名 シソ科  価格帯 きわめて高価
別    名 レモンバーム
特徴と産地 やぶ状に育つ多年草、草丈60cm 。鮮やかな緑葉に芳香がある。原産地地中海地方、ヨーロッパ、アジアの一部、北米、北アフリカでも栽培。エッセンシャルオイルはフランス,スペィン,ドイツ,ロシアで生産
抽 出 法 葉と頭頂花から水蒸気蒸留
オイルの性質 淡黄色液体。軽く新鮮なレモンに似た芳香を嗅ぐと元気づけられ、鎮められる
主 な 成 分 トロネロール、オイゲノール、ゲラニオール、酢酸リナリル
作 用 特 性 抗うつ、抗血管拡張、抗けいれん、殺菌、駆風、通経、解熱、神経鎮静、発汗、子宮強壮、駆虫
アロマセラピー利用 アレルギー(皮膚および呼吸器系)、口唇へルペス、湿疹、喘息、気管支炎、消化不良、吐き気、月経異常、不眠症、偏頭痛、不安症、神経的疲弊、ストレス疾患
ブレンド相性 柑橘系オイル、ローマンカモミール、ラべンダー、ブチグレイン、ネロリ、ゼラニウム、ローズ。香りが非常に強いので控えめに使用してください
注     意 純粋なオイルの入手はたいへん困難です。市場に出まわっているメリッサオイルはレモン、レモングラス、シトロネラのブレンドであったり、ときには合成化学物質が加えられていることもあります。真性メリッサオイルはドイツのアロマセラピー医がよく使用しますが、アロマセラピーに使われるようになったのは最近で、人体に対するテストは完全にすんでいません。肌を刺激し、感作性を引き起こすというデータもいくつか報告されています。常に低濃度に希釈して使用してください


49.
名    称 ユーカリ Eucalyptus globulus 
科    名 フトモモ科 価格帯 安価 広く入手可能
別    名 ―
特徴と産地 高常緑樹、樹高約90mまで成長。葉は青緑色、刃形状。オーストラリアとタスマニア原産、スペィン、ポルトガル、ブラジル、カリフォルニア、ロシア、中国などで栽培
抽 出 法 葉と若い小枝から水蒸気蒸留
オイルの性質 無色液体、甘いウッディな香りを基調、樟脳系の浸透する芳香を嗅ぐと頭が覚醒し、冷静になる
主 な 成 分 シネオール、ピネン、リモネン、シメン、フエランドレン、テルピネン
作 用 特 性 鎮痛、抗神経痛、抗リウマチ、消毒、抗けいれん、抗ウイルス、細胞成長促進、デオドラント、浄化、利尿、去痰、解熱、殺寄生虫、疾患予防、血行促進、刺激、駆虫、癒傷
アロマセラピー利用 火傷、水庖、水痘、麻疹、口唇へルペス、切り傷、虫刺され、防虫、アタマジラミ、感染症、怪我、関節炎、各種筋肉痛、捻挫、循環不全、膀胱炎、花粉症、風邪、インフルエンザ、頭痛、神経痛
ブレンド相性 シダーウッド、ラべンダー、レモン、マージョラム、パィン、ローズマリー、タイム
注     意 一般に刺激性と感作性はない、アレルギー体質の人は使用前にパッチテストをする


50.
名    称 ライム Citrus aurantifolia
科    名 ミカン科 価格帯 安価
別    名 C.medica var acida, C.latifolia
特徴と産地 小常緑樹、樹高約2m、ねじ曲がった茎にとげがある。白い小さな花、約レモン半分サイズの黄緑色果実。原産地アジア、世界じゅうで栽培。エッセンシャルオイルは、主にアメリカ合衆国,イタリアで生産
抽 出 法 熟す前の果実の果皮から冷搾。果実を丸ごと粉砕し蒸留したオイルは、フルーツジュース産業の二次生産物、香りは劣る。アロマセラピストは圧搾したものを利用
オイルの性質 淡黄色かグリーンの液体。果実同様、シャープでフレッシュな芳香、嗅ぐと心が元気に清涼感を感じる
主 な 成 分 リモネン、ピネン、カンフェン、シトラール、シメン、シネオール、リナロール。
圧搾したエッセンシャルオイルは、クマリンも含有
作 用 特 性 消毒、抗ウイルス、食欲促進、殺菌、解熱、健康回復
アロマセラピー利用 風邪、インフルエンザ、抑うつ症、神経的疲弊、ストレス疾患
ブレンド相性 他の柑橘系オイル、ネロリ、プチグレイン、ラべンダー、ローズマリー、クラリセージ、イランイラン。香りが非常に強いため控の使用
注     意 圧搾ものは、非常に光毒性が高い。日光・紫外線にあたる直前の肌にはつけない。蒸留品は、クマリンを含有しないため光毒性はない。両方のオイルとも肌に刺激を起こす恐れがあり、低濃度希釈で使用。貯蔵寿命は短く、購入後6カ月以内で使い切る


51.
名    称 ラバンジン , ラヴァンジン Lavandula x intermedia
科    名 シソ科 価格帯 たいへん安価
別    名 ―
特徴と産地 1920年代後期に、真性ラべンダー(L. angustifolia)とスパイクラべンダー(L. latifolia) を交配させた品種 高さ60〜80cm、真性ラべンダーまたは、スパイクラべンダーのような藤色の花を咲かせる。 耐寒性があり栽培容易、真性ラべンダーの2倍のエッセンシャルオイルを産出。アロマセラピーに使用されるが、大半は香水産業用リナロール抽出に使用。エッセンシャルオイルは、主にフランス,東欧で生産
抽 出 法 新鮮な頭頂花から水蒸気蒸留
オイルの性質 淡黄色〜濃黄色液体。真性ラべンダーに類似、強い芳香、甘さと樟脳臭は真性ラべンダーより弱く、かすかにウッディ系の芳香、嗅ぐと精神が高揚し、頭がはっきりリフレッシュする
主 な 成 分 ボルネオール、カンファー、シネオール、ゲラニオール、リナロール、酢酸リナリル。
真性ラべンダーよりボルネオールが非常に多く、リナロールは少なめ
作 用 特 性 真性ラべンダーと同じ、神経系への刺激がやや強力
アロマセラピー利用 真性ラべンダーと同じ。他の種類のラべンダーより安価なため、室内蒸散伝染病に対する燻蒸剤として使用
ブレンド相性 シダーウッド、柑橘系オイル、クローブ、シナモン、サイプレス、プチグレイン、パイン、ゼラニウム、タイム、パチュリー、ローズマリー
注     意 真性ラべンダーとの比較で、ラバンジンは 敏感肌を刺激する可能性が高い。“真性ラべンダー”と表示されていても低価格のラバンジンのエッセンシャルオイルもあるため、信頼のおける業者から買うこと


52.
名    称 ラべンダー、真性 Lavandula angustifolia 
科    名 シソ科 価格帯 安価 広く入手可能
別    名 L. officinalis , L . Vera
特徴と産地 高さと広がりとも約1mの常緑低木、細茎先端に青系藤色の花を穂状花序に咲かせる。南殴地中海地方原産。エッセンシャルオイルは、主にフランス,スペイン,ブルガリアで生産
抽 出 法 花から水蒸気蒸留
オイルの性質 無色〜淡黄色液体。フローラル・ハーブ系の甘い芳香を嗅ぐと気持ちが高揚し、鎮静してリフレッシュする
主 な 成 分 リナロール、酢酸リナリル、ラバンドゥロール、酢酸ラバンドゥリル、テルピネオール、リモネン、カリオフィレン
作 用 特 性 鎮痛、鎮痙、抗うつ、抗菌、抗リウマチ、消毒、抗けいれん、解毒、駆風、胆汁分泌促進、細胞成長促進、強心、白血球増殖、デオドラント、利尿、通経、血圧降下、殺虫、神経鎮静、殺寄生虫、血行促進、鎮静、発汗、強壮、駆虫、癒傷
アロマセラピー利用 スキンケア(ほぼ全肌質)、にきび、アレルギー、水虫、おでき、打撲症、湿疹、フケ症、皮膚炎、火傷、しもやけ、乾癬、たむし、疥癬、虫の刺し傷、防虫、喘息、耳痛、咳、風邪、インフルエンザ、カタル、咽頭炎、吐き気、疝痛、膀胱炎、月経痛、抑うつ症、頭痛、不眠症
ブレンド相性 柑橘系オイル、シダーウッド、クローブ、クラリセージ、コリアンダー、サイプレス、フランキンセンス、ゼラニウム、ジュニパー、ミモザ、ネロリ、ローズ、オークモス、プチグレイン、パイン
注     意 一般に刺激性および感作性はないが、アロマセラピスト自身がこのエッセンシャルオイルの使いすぎで接触皮膚炎を起こすことがある。また、同じ L.officinalis の精油でも刺激を起こすものは、混ぜ物がされているか酸化した可能性があり、未希釈,高濃度使用は、皮膚を刺激する


53.
名    称 ラべンダー、スパイク Lavandula latifolia
科    名 シソ科  価格帯 安価
別    名 アスピック
特徴と産地 真性ラべンダーと非常に類似、スパイクの葉は大きくざらざらしており、花は灰色を帯びた藤色、茎に密集して咲く。フランスとスペインの山岳地方原産。エッセンシャルオイルもこの2 カ国が世界生産量の大部分を占める
抽 出 法 花から水蒸気蒸留
オイルの性質 無色から淡黄色の液体。フレッシュな樟脳系の芳香は、真性ラべンダーとローズマリーがまじったような芳香。頭をはっきりと覚醒させる
主 な 成 分 シネオール、カンファー、リナロール、酢酸リナリル
作 用 特 性 真性ラベンダーとほぼ同等、樟脳がより強く、よく呼吸器系疾患に用いられる。フランスのアロマセラピー医は、真性ラべンダー70%スパイクラべンダー30%の混合比で“活性化”させ相乗効果を引き出す
アロマセラピー利用 スキンケア(ほぼ全肌質)、にきび、アレルギー、水虫、おでき、打撲症、湿疹、フケ症、皮膚炎、火傷、しもやけ、乾癬、たむし、疥癬、虫の刺し傷、防虫、喘息、耳痛、咳、風邪、インフルエンザ、カタル、咽頭炎、吐き気、疝痛、膀胱炎、月経痛、抑うつ症、頭痛、不眠症
ブレンド相性 べルガモット、サイプレス、ユーカリ、ジュニパーべリー、レモン、プチグレイン、パイン、
ローズマリー
注     意 刺激性,感作性は一般的にないが、高濃度,未希釈で適用すると肌に刺激を与える可能性あり


54.
名    称 レモン Citrus limon
科    名 ミカン科  価格帯 たいへん安価 広く入手可能
別    名 C. limonum
特徴と産地 樹高約5mに育つ常緑高木、鮮やか黄色果実、ピンクを帯びた白い花。原産地アジア、地中海地方で帰化。エッセンシャルオイルは主にイタリア、キプロス、イスラエル、カリフォルニアで生産
抽 出 法 果皮から冷搾。蒸留したオイルの入手も可能だが香りは劣る
オイルの性質 淡黄色の液体。新鮮な果実のようにフレッシュでシャープな芳香を嗅ぐと元気づけられたり、清涼感を感じる。
主 な 成 分 リモネン、テルピネン、ピネン、ミルセン、シトラール、リナロール、ゲラニオール、シトロネラール
作 用 特 性 抗貧血、抗菌、抗リウマチ、消毒、抗けいれん、解毒、収斂、殺菌、駆風、白血球増殖、細胞成長促進、浄化、利尿、解熱、 止血、血圧降下、殺虫、血行促進、発汗、強壮、駆虫
アロマセラピー利用 スキンケア(脂性肌)、にきび、おでき、しもやけ、いぼ、セルライト、関節炎、高血圧、循環不全、リウマチ、喘息、咽喉痛、気管支炎、カタル、消化不良、風邪、インフルエンザ
ブレンド相性 他の柑橘糸オイル、ローマンカモミール、エレミ、フランキンセンス、ジュニパーべリー、ラべンダー、ミルラ、ネロリ、プチグレイン、ローズ、サンダルウッド、イランイラン
注     意 冷搾には光毒性がある。 色素沈着を起こす恐れがあるため肌への適用直後に日光にあたらないこと。但し、蒸留した精油には光毒性はない。貯蔵寿命が短く使用は購入後6 カ月以内。一度酸化すると肌を刺激しやすくなるため低濃度希釈で使用


55.
名    称 レモングラス、ウェストインディアン(Cymbopogon citratus ) および
イーストインディアン・レモングラス(C.flexuosus )

科    名 イネ科  価格帯 安価 広く入手可能
別    名 −
特徴と産地 熱帯アジア原産。インド、スリランカ、インドネシア、西インド、アフリカで栽培。エッセンシャルオイルは主にグァテマラとインドで生産
抽 出 法 新鮮である程度乾燥した草から水蒸気蒸留
オイルの性質 ウェストインディアンレモングラスは赤色系琥珀色液体、アーシー系の甘いレモンに似た芳香。イーストインディアンレモングラスは黄色系琥珀色液体、芳香はウェストインディアン種より軽め。気持ちを元気づけ、清涼感を感じさせ、人によりリラックス感や覚醒させられる
主 な 成 分 シトラール、ジペンテン、リナロール、ゲラニオール
作 用 特 性 鎮痛、抗うつ、酸化防止、殺菌、収斂、駆風、デオドラント、解熱、殺真菌、催乳、殺虫、神経鎮静、血行促進、強壮
アロマセラピー利用 水虫、防虫、疥癬、筋肉痛、循環不全、乳汁の不足、疝痛、消化不良、発熱、感染症、頭痛、神経系疾患、ストレス疾患
ブレンド相性 べルガモット、カルダモン、ローマンカモミール、クローブ、ユーカリ、ゼラニウム、ジンジャー、ラべンダー、ミルラ、パルマローザ、パチュリー、プチグレイン、ローズマリー
注     意 香りが非常に強いため控えめに使用。敏感肌を刺激する恐れがあり0.5%以下に希釈して使用

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