アロマオイル:精油の作用・成分プロファイル「ネ〜ロ」No.3 医学用語解説 芳香の基礎は、ワインにも関係しています

精油のプロファイル No.3

 何百種もあるエッセンシャルオイルの中から、一般家庭で使える安全なものをごく少数、アロマセラピストが、使用している代表的な精油の基本となるプロファイルについて紹介します。



33.
名    称 ネロリ Citrus aurantium var. amara
科    名 ミカン科  価格帯 非常に高価
別    名 C. vulgaris, C. bigaradia , オレンジフラワー、セビリヤオレンジ 
特徴と産地 常緑高木、樹高約10mに成長。香りの強い白い花、果実はスイートオレンジより若干手ざわりが粗く濃色。アジア原産、地中海地方で広く栽培。エッセンシャルオイルは主にイタリア、チュニジア、モロッコ、エジプト、フランスで生産
抽 出 法 摘みたての花から水蒸気蒸留。オレンジフラワーウォーターは蒸留の過程でできる副産物
オイルの性質 淡黄色の液体。苦みのある甘いフローラル系の香りで嗅ぐと精神が元気づけられ、鎮静され、催淫性もある
主 な 成 分 リナロール、酢酸リナリル、リモネン、ピネン、ネロリドール、ゲラニオール、ネロール、インドール、シトラール、ジャスモン
作 用 特 性 抗うつ、消毒、抗けいれん、殺菌、駆風、細胞成長促進、デオドラント、消化、軽い催眠、神経鎮静、循環器刺激
アロマセラピー利用 スキンケア(ほぼ全肌質)、皮膚線条、動悸、循環不全、下痢、月経前緊張症候群、抑うつ症、ストレス疾患
ブレンド相性 柑橘系オイル、ローマンカモミール、クラリーセージ、コリアンダー、ゼラニウム、ジャスミン、ラべンダー、ローズ、イランイラン
注     意 一般的に刺激性、感作性はないと言われるが、接触皮膚炎と感作性を引き起こした症例が報告されているため高濃度での使用を避け、敏感肌の人はパッチテストをすること


34.
名    称 パイン Pinus sylvestris
科    名 マツ科  価格帯 普通 広く人手可能
別    名 スコッチパイン、ノルウェーパイン
特徴と産地 高木常緑針葉樹、樹高36m。イギリス原産、ロシア、スカンジナビア、フィンランド、バルト諸国でも生育。エッセンシャルオイルは、主にアメリカ合衆国東部・カナダで生産
抽 出 法 葉から水蒸気蒸留。球果、小枝、木片から抽出した品質の劣るオイルは、アロマセラピーでの使用を避ける
オイルの性質 無色〜淡黄色液体。強く乾いた樟脳系と樹脂系の香りで嗅ぐと元気づけられ、清涼感を感じ、活性される
主 な 成 分 酢酸ボルニル、シトラール、カジネン、ジペンテン、フェランドレン、ピネン、シルべストレン
作 用 特 性 抗菌、抗リウマチ、消毒、抗ウィルス、殺菌、鎮痛、胆汁分泌促進、循環器刺激、殺虫、健康回復、血行促進、副腎皮質刺激、神経系刺激、駆虫
アロマセラピー利用 切り傷、擦り傷、怪我、アタマジラミ、疥癬、過度の発汗、関節炎、痛風、筋肉痛、循環不全、リウマチ、呼吸器系疾患、膀胱炎、風邪、インフルエンザ、神経痛、疲労、ストレス疾患
ブレンド相性 べルガモット、シダーウッド、サイプレス、ユーカリ、フランキンセンス、ジュニパー、ラべンダー、レモン、ローズマリー、ティートリー
注     意 感作性がある。刺激性は一般的にない。古いオイル・酸化したオイルは刺激性や感作性をより引き起こしやすくなる。敏感肌の人は使用を避ける。使用の際1%以下に希釈


35.
名    称 パチュリー Pogostemon cablin
科    名 シソ科  価格帯 安価 広く人手可能
別    名 P.patchouly 
特徴と産地 草丈約90cmに育つ多年草、紫がかった白い花を咲かせ、柔毛の生えた卵形葉をこすると大地系の芳香が広がる。原産地マレーシア。インド、中国、南アメリカでオイル採取目的に載培されている。エッセンシャルオイルは、ヨーロッパとアメリカ合衆国で生産
抽 出 法 乾燥発酵させた葉から水蒸気蒸留
オイルの性質 濃い琉拍色液体。大地系、じゃ香風の長時間持続性の高い香りで、粗いトップノートの芳香が消えると甘さを帯びた芳香になる。年を経るごとに品質が向上し、芳香を嗅ぐとぬくもりを感じたり刺激されたり、催淫性もある
主 な 成 分 パチュロール、ボゴストル、ボルネゾール
作 用 特 性 抗うつ、抗炎症、殺菌、消毒、抗ウィルス、細胞成長促進、デオドラント、利尿、解熱、殺真菌、神経鎮静、刺激、健胃、強壮
アロマセラピー利用 スキンケア(脂性肌)、膿傷、にきび、水虫、床ずれ、フケ症、皮膚炎、じくじくする湿疹、防虫、怪我、抑うつ症、神経的疲弊、ストレス疾患
ブレンド相性 べルガモット、他柑橘系オイル、シダーウッド、クラリセージ、クローブ、ラべンダー、ゼラニウム、パルマローザ、プチグレイン、ローズ、ネロリ、サンダルウッド、べチバー。
注     意 刺激性・感作性は一般的にない。香りが非常に強いため控えめの使用


36.
名    称 バニラ Vanilla Plantifolia 
科    名 ラン科  価格帯 非常に高価
別    名 ― 
特徴と産地 つる性のラン、緑がかった黄色又は白い花を咲かる。小さな種子を大量に含んだ緑色のさやは約25cmに生長。エッセンシャルオイルは含まない。バニラ風味と芳香は、発酵してさやの表面に形成されたバニリン結晶から放たれる。発汗と乾燥をくり返し発酵(5〜6ヶ月必要)、さやが柔らかく濃い茶色となる。中米とメキシコ原産。東アフリカとインドネシアなどの熱帯地方でも栽培
抽 出 法 保蔵処理したさやからアルコール溶剤抽出し、抽出過程で使用されるアルコールが蒸発しない。大半の溶剤抽出によるオイルと異なる。 最終製品の約30%がアルコール、これは、アブソリュートではなく樹脂性物質と言われる。 なお希少だが、さやの水蒸気蒸留法によるバニラ精油 もある。
オイルの性質 濃い茶色の粘性液体。甘くなめらかな樹脂系典型的バニラ芳香で嗅ぐとぬくもりを与えて気持ちを楽にし、おだやかに刺激し、催淫性もある
主 な 成 分 バニリン、酢酸、エチルアルコール、オイゲノール、フルフラール
作 用 特 性 バニラの医薬的価値についてあまり認められていない。かつては刺激、消化促進、特に女性の性欲促進−があるとされた
アロマセラピー利用 非常に高価、エッセンシャルオイルはない。アロマセラピーでは一般的に使用されない。しかし、気分をよくするために室内蒸散することができる。浸出油をつくってマッサージのべースオイルに使用できる
ブレンド相性 柑橘系オイル、シダーウッド、コリアンダー、フランキンセンス、ジャスミン、ローズ、サンダルウッド、べチバー、イランイラン。
注     意 香りが非常に強いため控えめの使用。バニラオイルは、植物油に完全に溶けないが、使用前に必ず振って混合させれば、オイルべース香水やマッサージオイルとして使用できる。
料理用バニラエッセンス(アルコールと水で希釈した樹脂性物質)は、安価に人手できるが、香水用の濃いオイル全く別物。感作性を引き起こす恐れがあり、使用前にパッチテストをすること


37.
名    称 パルマローザ オーガニック Cymbopogon martini var. motia
科    名 イネ科  価格帯 安価
別    名 イーストインディアンゼラニウム、ターキッシュゼラニウム、インディアンロシャ、モティア 
特徴と産地 レモングラス、シトロネラの近縁種。原産地インド。アフリカ、マダガスカル、インドネシア、ブラジル、コモロス島などで栽培、精油の多くも産地で生産
抽 出 法 生もしくは乾燥させた葉から水蒸気蒸留
オイルの性質 黄緑色液体。大地系の強く甘い芳香はゼラニウムによく似て嗅ぐと、精神が高揚し刺激される
主 な 成 分 ゲラニオール(75〜95 % )、シトロネラール、シトラール、ファルネソール、リモネン、ジべンテン
作 用 特 性 抗うつ、消毒、殺菌、細胞成長促進、循環器刺激、消化、解熱、強壮
アロマセラピー利用 スキンケア(脂性肌か乾性肌)、にきび、おでき、怪我、食欲不振、消化器系疾患、発熱、神経的疲弊、ストレス疾患
ブレンド相性 シダーウッド、柑橘系オイル、ローマンカモミール、コリアンダー、ラべンダー、パチュリー、プチグレイン、サンダルウッド
注     意 約1%低濃度に希釈すれば肌を刺激しない。芳香非常に強いため控えめの使用


38.
名    称 プチグレイン Citrus aurantium var . amara
科    名 ミカン科  価格帯 安価 広く入手可能
別    名 C.bigaradia 、ビターオレンジ
特徴と産地 過去には、ビターオレンジとネロリのオイルも採る同一の木の葉と小枝から抽出することになっていたが、現在ではオレンジとレモンの数多い変種や交配種から抽出される。エッセンシャルオイルは主にパラグアイで生産されるが、イタリア、エジプト、チュニジア産の方が品質は優れている
抽 出 法 葉と小枝から水蒸気蒸留
オイルの性質 淡い黄色液体、ネロリを思わせるほろ苦い香りがあるが、ネロリほど洗練されておらず芳香を嗅ぐと清涼感で元気づけられる
主 な 成 分 酢酸リナリル、酢酸ゲラニル、リナロール、ネロール、テルピネオール
作 用 特 性 消毒、抗けいれん、デオドラント、消化、神経鎮静、健胃、強壮
アロマセラピー利用 脂性肌、脂性髪、消化不良、鼓腸、不眠、月経前緊張症候群、神経的疲弊、ストレス疾患
ブレンド相性 べルガモット、他の柑橘系オイル、シダーウッド、クラリーセージ、クローブ、コリアンダー、サイプレス、エレミ、フランキンセンス、ゼラニウム、ラべンダー、ネロリ、オークモス、ローズ、べチバー
注     意 刺激性、感作性、光毒性は一般的にないとされる


39.
名    称 ブラックペッパー Piper nigrum
科    名 コショウ科  価格帯 普通 広く入手可能
別    名 ― 
特徴と産地 多年草つる植物、高さ約5m以上に成長。白い小さな花が咲き、赤い実が熟して黒くなる。原産地インド。マレーシア、中国、マダガスカルで広く栽培。乾燥させた実を輸入してヨーロッパやアメリカで精油を生産
抽 出 法 乾燥させた実から水蒸気蒸留
オイルの性質 やや薄く黄緑色がかった液体、スパイシーで刺激的芳香で嗅ぐとぬくもりを感じ、催淫性がある
主 な 成 分 ツジョン、ピネン、カンフエン、サビネン、カレン、ミルセン、リモネン、フエランドレン、べータカリオフィレン
作 用 特 性 鎮痛、抗菌、消毒、抗けいれん、解毒、食欲促進、殺菌、駆風、消化、利尿、解毒、緩下、血行促進、刺激(神経系、循環器系、消化器系)、健胃、発汗、強壮
アロマセラピー利用 循環不全、各種筋肉痛、食欲不振、吐き気、風邪、インフルエンザ、無気力、精神的疲労
ブレンド相性 他のスパイス系オイル、柑橘系オイル、フランキンセンス、ジャスミン、ラべンダー、ゼラニウム、ローズ、イランイラン、ローズマリー、サンダルウッド
注     意 肌を刺激する恐れがあるので、低濃度使用


40.
名    称 フランキンセンス Boswellia carterii 
科    名 カンラン科  価格帯 高価
別    名 B.thurifera 、オリバナム、インセンス 
特徴と産地 アフリカ北東部及び紅海地方原産の低木。樹皮に切れ込みを入れてオレオガムレジンを採取。この物質は乳白色の液体から琥珀色に変化、豆粒大涙形のガム(松やにやウルシに類似)に固化。この木の産地はソマリアとエチオピア。乳香として聖書にも記述があるほど高価で気品のある貴重な神への薫香材。シェバの女王が治めたシェバ王国の栄華は乳香貿易によるとも言われる。エッセンシャルオイルは、ほとんどヨーロッパで蒸留
抽 出 法 ガムから水蒸気蒸留
オイルの性質 無色から淡黄色液体。温かみのある樹脂系芳香、わずかにレモンと樟脳の芳香があり、年を経るごとに芳香もよくなり、嘆ぐとぬくもりを感じ、頭がはっきりとし、鎮静される。瞑想、儀式によく使用される
主 な 成 分 ピネン、ジペンテン、リモネン、ッジェン、フエランドレン、シメン、ミルセン、テルピネン
作 用 特 性 抗炎症、消毒、収敵、駆風、細胞成長促進、白血球増殖、消化、利尿、通経、去疫、鎮静、強壮、子宮強壮、癒傷
アロマセラピー利用 スキンケア(とくに老化肌)、にきび、膿傷、切り傷、怪我、痔核、瑞息、気管支炎、咳、カタル、咽頭炎、騰眺炎、月経痛、子宮内出血、月経前緊張症候群、神経の緊張、ストレス疾患
ブレンド相性 柑橘系オイル、スパイス系オイル、バジル、シダーウッド、サイプレス、エレミ、ガルバナム、ジュニパーべリー、ラべンダー、ネロリ、パチュリー、ローズ、サンダルウッド、べチバー
注     意 刺激性と感作性は一般的にない。通経作用があるため妊娠の最初の3ヶ月間の使用は避ける


41.
名    称 べチバー Vetiveria zizanoides
科    名 イネ科  価格帯 安価〜普通 広く入手可能
別    名 Andropogon muricatus 、クスクス、べチバート 
特徴と産地 背の高い草、葉には芳香なく、根に強い芳香がある。レモングラスとパルマローザの近縁種。原産地インド南部、インドネシア、スリランカ。世界各地で栽培、最高品質のオイルはレユニオン島とコスモス諸島で生産
抽 出 法 乾燥させて切り刻んだ根から水蒸気蒸留
オイルの性質 濃い茶色粘性液体。糖蜜のような芳香を基調とした豊かな大地系芳香。年を経るごとに芳香がよくなり、嗅ぐと気持ちが落ち着き、ぬくもりを感じ、催淫性がある
主 な 成 分 べチべロール、べチボン、べチべン
作 用 特 性 消毒、抗けいれん、循環器刺激、浄化、血行促進、赤血球増殖、強壮、駆虫
アロマセラピー利用 スキンケア(脂性肌)、にきび、関節炎、筋肉痛、リウマチ、循環不全、不眠症、めまい(「グラウンディング」にも利用可)、月経前緊張症候群、神経的疲弊、ストレス疾患
ブレンド相性 クラリセージ、シダーウッド、柑橘系オイル、ジャスミン、ラべンダー、パチュリー、プチグレイン、ミモザ、ネロリ、オークモス、ローズ、サンダルウッド、イランイラン
注     意 一般的に刺激性、感作性はない


42.
名    称 ペパーミント Mentha piperita 
科    名 シソ科  価格帯 安価 広く入手可能
別    名 ― 
特徴と産地 草丈1mに育つ多年草、根茎から盛大に伸び広がる。濃い緑色の葉と有毛茎にエッセンシャルオイルの分泌腺がある。ペパーミントは、ウォーターミント( M. aquatica )とスペアミント( M. spicata )との交配種。原産地地中海および西アジア。ヨーロッパとアメリカに帰化、エッセンシャルオイルは主にアメリカ合衆国で生産
抽 出 法 葉と頭頂花から水蒸気蒸留
オイルの性質 淡黄色液体。フレッシュで浸透感のあるミントの芳香を嗅ぐと目が覚めたり、清涼感を感じ、頭がはっきりする
主 な 成 分 メントール、カルボン、シネオール、リモネン、メントン、ピネン、チモール
作 用 特 性 鎮痛、抗炎症、催乳抑制、抗菌、消毒、抗けいれん、収斂、抗ウィルス、駆風、頭脳明断、胆汁分泌促進、通経、去痰、消化、利尿、解熱、強肝、神経鎮静、殺寄生虫、刺激、発汗、駆虫、健胃
アロマセラピー利用 打撲症、捻挫、筋違い、腫れ、たむし、疥癬、歯痛、神経痛、各種筋肉痛、呼吸器系疾患、口臭、疝痛、消化不良、鼓腸、口内炎、口腔カンジタ症、吐き気、発熱、風邪、インフルエンザ、めまい、頭痛、精神的疲労、偏頭痛
ブレンド相性 クラリセージ、ユーカリ、ゼラニウム、ラべンダー、レモン、ローズマリー
注     意 香りが非常に強いため控えめの使用。敏感肌を刺激するため低濃度に希釈して使用。通経作用があるため妊娠最初の3ヶ月間の使用は避ける


43.
名    称 べルガモット Citrus bergamia 
科    名 ミカン科 価格帯 普通 広く入手可能
別    名 ―
特徴と産地 樹高5m前後の常緑樹。西洋ナシ形の実。熟すと黄色に変わり、小さいオレンジに近似。他の柑橘類同様、熱帯アジア原産。エッセンシャルオイルは、主にイタリア南部で生産
抽 出 法 果皮より圧搾
オイルの性質 淡緑色の液状。わずかにぴりっとする柑橘系の芳香を嗅ぐと気分が高揚し活力を感じる
主 な 成 分 酢酸リナリル、リナロール、セクイテルペン、テルペン、フロクマリン、ベルガプテン
作 用 特 性 抗うつ、消毒(肺と泌尿生殖器)、抗けいれん、解毒、駆風、利尿、デオドラント、解熱、緩下、殺寄生虫、血行促進、刺激、健胃、強壮、駆虫、癒傷
アロマセラピー利用 風邪、インフルエンザ、膀胱炎、発熱、感染症、不安症、抑うつ症、月経前緊張症候群
ブレンド相性 他の柑橘系オイル、アンゼリカ、バジル、シダーウッド、ジャーマンカモミール、ローマンカモミール、クラリセージ、ラべンダー、ネロリ、サイプレス、エレミ、ゼラニウム、ジャスミン、ジュニパー、コリアンダー、ジンジャー、フランキンセンス、オークモス、ローズ、サンダルウッド、べチバー
注     意 べルガモットオイルは、フロクマリン含有量が多く、光毒性がある。 日光にあたる直前や紫外線照射を避ける。 非光毒性のべルガモットFCF (フロクマリンフリー)は、敏感肌を刺激する可能性のあるワックス(不揮発性成分)も合んでいないため、アロマセラピストの使用者が増えている


44.
名    称 ホップ Humulus lupulus 
科    名 クワ科 価格帯 きわめて高価
別    名 ― 
特徴と産地 匍匐性の多年草植物、他の植物にからまりながら高さ約8mまで成長。雌雄別株で開花、緑がかった黄色い雄花は下垂してゆるい円錐花序をなし、雌花は、「球花」円錐の尾状花序
抽 出 法 新鮮な乾燥球花から水蒸気蒸留。球花を長時間放置しておくと、ホップに合まれるソフトレジンが酸化し不快臭となる
オイルの性質 黄色みの液体。温かみのある甘くスパイシーな芳香を嗅ぐと気持ちが鎮静し、眠りに誘われます
主 な 成 分 ミルセン(新鮮な精油のみ)、カリオフィレン、ファルネセン
作 用 特 性 鎮静、男性の性欲抑制、抗菌、消毒、抗けいれん、収斂、殺菌、駆風、利尿、催眠、神経鎮静、鎮痛
アロマセラピー利用 喘息、咳、消化不良、頭痛、月経異常、月経痛、更年期障害、不眠症、神経の緊張、ストレスによる疾患
ブレンド相性 べルガモット、サイプレス、ジュニパーべリー、ラべンダー、ナツメグ、パイン
注     意 ミルセンの合有されている新鮮なエッセンシャルオイルは感作性を引き起こす場合がありますが、時間がたつと酸化し始め、肌に対する刺激性は少なくなります。しかし常に最大限に希釈して使用してください。抑うつ症や無気力におちいっている人は使用を避けてください


45.
名    称 マンダリン Citrus reticulata
科    名 ミカン科 価格帯 安価 広く入手可能
別    名 C.noblis 、C. madurensis 、C. deliciosa 、タンジェリン
特徴と産地 樹高約6mの常緑高木。光沢のある葉と香りよい白い花をつけ、果実は、小オレンジに類似し皮がむきやすい。原産地中国南部。アメリカ合衆国ではマンダリンのことをタンジェリンと呼ぶが、その他の国々ではマンダリンと呼ぶ
抽 出 法 果皮から冷搾
オイルの性質 黄色系オレンジ色液体。ほのかに甘い柑橘系の芳香を嗅ぐと気持ちが鎮静し、元気づけられる
主 な 成 分 リモネン、ゲラニオール、シトラール、シトロネラール
作 用 特 性 消毒、抗けいれん、駆風、消化、利尿、緩下、鎮静、強壮
アロマセラピー利用 傷跡、皮膚線条の予防(とくに妊娠中)、消化器系疾患、不眠症、神経の緊張、ストレス疾患
ブレンド相性 他の柑橘系オイル、ジャーマンカモミール、コリアンダー、ゼラニウム、レモングラス、ネロリ、プチグレイン、ローズ、ローズマリー
注     意 一般に刺激性・感作性はない。柑橘系果物に敏感な人は、アレルギー反応を起こす恐れがある。わずかに光毒性があり、肌につけた直後日光にあたらないこと。貯蔵寿命が短く購入後6カ月以内で使い切る


46.
名    称 ミモザ・アブソリュート Acacia dealbata 
科    名 マメ科 価格帯 きわめて高価
別    名 ―
特徴と産地 常緑高木、シダの形の葉をつけ、香りある黄色い花を円錐花序に咲かせる。オーストラリアとタスマニア原産、エッセンシャルオイルは主にフランス南部で生産
抽 出 法 花と小枝から溶剤抽出
オイルの性質 淡黄色やや粘性のある液体。スミレを思わせるウッディなフローラル系の芳香を嗅ぐと元気づけられ、清涼感を感じ、気持ちが鎮静する
主 な 成 分 酢酸、フエノール
作 用 特 性 消毒、収斂
アロマセラピー利用 アブソリュートのため、アロマセラピストには使用されない。気分をよくする香水材料。しかし、心地よい香りは月経前緊張症候群、不安症、ストレス疾患をやわらげる
ブレンド相性 べルガモット、シダーウッド、コリアンダー、ゼラニウム、ラべンダー、ネロリ、オークモス、プチグレイン、ローズ、サンダルウッド。香りが強いため控えめの使用
注     意 敏感肌は皮膚炎を起こす恐れがある。常に1% 以下に希釈して使用


47.
名    称 ミルラ(没薬) Commiphora myrrha
科    名 カンラン科 価格帯 高価
別    名 Balsamodendrom myrrha  没薬
特徴と産地 小高木または低木、樹高約3m、節の多い鋭い棘状の枝が直角に出ている。樹皮の裂け目や人工的に切れ込をつけて、淡黄色オレオレジンを浸出する。固化したオレオレジンは、“涙”と呼ばれクルミ大の赤茶色になる。原産地中東,北アフリカ,北インド。死者の埋葬にも用いられた香料、エジプトのミイラにも防腐処理と消毒を兼ねて用いられた。
抽 出 法 "涙"から水蒸気蒸留
オイルの性質 赤茶色粘性液体。強く苦みがありわずかに樟脳系の芳香を嗅ぐと、頭が明晰にぬくもりを感じる
主 な 成 分 へーラボレン、リモネン、ジペンテン、ピネン、オイゲノール
作 用 特 性 抗炎症、抗菌、消毒、収斂、鎮痛、駆風、細胞成長促進、通経、去痰、殺真菌、鎮静、健胃、子宮強壮、癒傷
アロマセラピー利用 スキンケア(脂性肌、老化肌)、水虫、湿疹、皮膚炎、たむし、傷跡、怪我、関節炎、呼吸器系疾患、歯ぐきの疾患、口内炎、咽喉痛、下痢、痔核、無月経症、カンジダ症
ブレンド相性 シダーウッド、コリアンダー、サイプレス、エレミ、フランキンセンス、ゼラニウム、ジュニパー、レモングラス、オークモス、パルマローザ、パチュリー
注     意 一般に刺激性、感作性はない、妊娠中の使用は避ける


48.
名    称 メリッサ Melissa officinalis 
科    名 シソ科  価格帯 きわめて高価
別    名 レモンバーム
特徴と産地 やぶ状に育つ多年草、草丈60cm 。鮮やかな緑葉に芳香がある。原産地地中海地方、ヨーロッパ、アジアの一部、北米、北アフリカでも栽培。エッセンシャルオイルはフランス,スペィン,ドイツ,ロシアで生産
抽 出 法 葉と頭頂花から水蒸気蒸留
オイルの性質 淡黄色液体。軽く新鮮なレモンに似た芳香を嗅ぐと元気づけられ、鎮められる
主 な 成 分 トロネロール、オイゲノール、ゲラニオール、酢酸リナリル
作 用 特 性 抗うつ、抗血管拡張、抗けいれん、殺菌、駆風、通経、解熱、神経鎮静、発汗、子宮強壮、駆虫
アロマセラピー利用 アレルギー(皮膚および呼吸器系)、口唇へルペス、湿疹、喘息、気管支炎、消化不良、吐き気、月経異常、不眠症、偏頭痛、不安症、神経的疲弊、ストレス疾患
ブレンド相性 柑橘系オイル、ローマンカモミール、ラべンダー、ブチグレイン、ネロリ、ゼラニウム、ローズ。香りが非常に強いので控えめに使用してください
注     意 純粋なオイルの入手はたいへん困難です。市場に出まわっているメリッサオイルはレモン、レモングラス、シトロネラのブレンドであったり、ときには合成化学物質が加えられていることもあります。真性メリッサオイルはドイツのアロマセラピー医がよく使用しますが、アロマセラピーに使われるようになったのは最近で、人体に対するテストは完全にすんでいません。肌を刺激し、感作性を引き起こすというデータもいくつか報告されています。常に低濃度に希釈して使用してください


49.
名    称 ユーカリ Eucalyptus globulus 
科    名 フトモモ科 価格帯 安価 広く入手可能
別    名 ―
特徴と産地 高常緑樹、樹高約90mまで成長。葉は青緑色、刃形状。オーストラリアとタスマニア原産、スペィン、ポルトガル、ブラジル、カリフォルニア、ロシア、中国などで栽培
抽 出 法 葉と若い小枝から水蒸気蒸留
オイルの性質 無色液体、甘いウッディな香りを基調、樟脳系の浸透する芳香を嗅ぐと頭が覚醒し、冷静になる
主 な 成 分 シネオール、ピネン、リモネン、シメン、フエランドレン、テルピネン
作 用 特 性 鎮痛、抗神経痛、抗リウマチ、消毒、抗けいれん、抗ウイルス、細胞成長促進、デオドラント、浄化、利尿、去痰、解熱、殺寄生虫、疾患予防、血行促進、刺激、駆虫、癒傷
アロマセラピー利用 火傷、水庖、水痘、麻疹、口唇へルペス、切り傷、虫刺され、防虫、アタマジラミ、感染症、怪我、関節炎、各種筋肉痛、捻挫、循環不全、膀胱炎、花粉症、風邪、インフルエンザ、頭痛、神経痛
ブレンド相性 シダーウッド、ラべンダー、レモン、マージョラム、パィン、ローズマリー、タイム
注     意 一般に刺激性と感作性はない、アレルギー体質の人は使用前にパッチテストをする


50.
名    称 ライム Citrus aurantifolia
科    名 ミカン科 価格帯 安価
別    名 C.medica var acida, C.latifolia
特徴と産地 小常緑樹、樹高約2m、ねじ曲がった茎にとげがある。白い小さな花、約レモン半分サイズの黄緑色果実。原産地アジア、世界じゅうで栽培。エッセンシャルオイルは、主にアメリカ合衆国,イタリアで生産
抽 出 法 熟す前の果実の果皮から冷搾。果実を丸ごと粉砕し蒸留したオイルは、フルーツジュース産業の二次生産物、香りは劣る。アロマセラピストは圧搾したものを利用
オイルの性質 淡黄色かグリーンの液体。果実同様、シャープでフレッシュな芳香、嗅ぐと心が元気に清涼感を感じる
主 な 成 分 リモネン、ピネン、カンフェン、シトラール、シメン、シネオール、リナロール。
圧搾したエッセンシャルオイルは、クマリンも含有
作 用 特 性 消毒、抗ウイルス、食欲促進、殺菌、解熱、健康回復
アロマセラピー利用 風邪、インフルエンザ、抑うつ症、神経的疲弊、ストレス疾患
ブレンド相性 他の柑橘系オイル、ネロリ、プチグレイン、ラべンダー、ローズマリー、クラリセージ、イランイラン。香りが非常に強いため控の使用
注     意 圧搾ものは、非常に光毒性が高い。日光・紫外線にあたる直前の肌にはつけない。蒸留品は、クマリンを含有しないため光毒性はない。両方のオイルとも肌に刺激を起こす恐れがあり、低濃度希釈で使用。貯蔵寿命は短く、購入後6カ月以内で使い切る


51.
名    称 ラバンジン , ラヴァンジン Lavandula x intermedia
科    名 シソ科 価格帯 たいへん安価
別    名 ―
特徴と産地 1920年代後期に、真性ラべンダー(L. angustifolia)とスパイクラべンダー(L. latifolia) を交配させた品種 高さ60〜80cm、真性ラべンダーまたは、スパイクラべンダーのような藤色の花を咲かせる。 耐寒性があり栽培容易、真性ラべンダーの2倍のエッセンシャルオイルを産出。アロマセラピーに使用されるが、大半は香水産業用リナロール抽出に使用。エッセンシャルオイルは、主にフランス,東欧で生産
抽 出 法 新鮮な頭頂花から水蒸気蒸留
オイルの性質 淡黄色〜濃黄色液体。真性ラべンダーに類似、強い芳香、甘さと樟脳臭は真性ラべンダーより弱く、かすかにウッディ系の芳香、嗅ぐと精神が高揚し、頭がはっきりリフレッシュする
主 な 成 分 ボルネオール、カンファー、シネオール、ゲラニオール、リナロール、酢酸リナリル。
真性ラべンダーよりボルネオールが非常に多く、リナロールは少なめ
作 用 特 性 真性ラべンダーと同じ、神経系への刺激がやや強力
アロマセラピー利用 真性ラべンダーと同じ。他の種類のラべンダーより安価なため、室内蒸散伝染病に対する燻蒸剤として使用
ブレンド相性 シダーウッド、柑橘系オイル、クローブ、シナモン、サイプレス、プチグレイン、パイン、ゼラニウム、タイム、パチュリー、ローズマリー
注     意 真性ラべンダーとの比較で、ラバンジンは 敏感肌を刺激する可能性が高い。“真性ラべンダー”と表示されていても低価格のラバンジンのエッセンシャルオイルもあるため、信頼のおける業者から買うこと


52.
名    称 ラべンダー、真性 Lavandula angustifolia 
科    名 シソ科 価格帯 安価 広く入手可能
別    名 L. officinalis , L . Vera
特徴と産地 高さと広がりとも約1mの常緑低木、細茎先端に青系藤色の花を穂状花序に咲かせる。南殴地中海地方原産。エッセンシャルオイルは、主にフランス,スペイン,ブルガリアで生産
抽 出 法 花から水蒸気蒸留
オイルの性質 無色〜淡黄色液体。フローラル・ハーブ系の甘い芳香を嗅ぐと気持ちが高揚し、鎮静してリフレッシュする
主 な 成 分 リナロール、酢酸リナリル、ラバンドゥロール、酢酸ラバンドゥリル、テルピネオール、リモネン、カリオフィレン
作 用 特 性 鎮痛、鎮痙、抗うつ、抗菌、抗リウマチ、消毒、抗けいれん、解毒、駆風、胆汁分泌促進、細胞成長促進、強心、白血球増殖、デオドラント、利尿、通経、血圧降下、殺虫、神経鎮静、殺寄生虫、血行促進、鎮静、発汗、強壮、駆虫、癒傷
アロマセラピー利用 スキンケア(ほぼ全肌質)、にきび、アレルギー、水虫、おでき、打撲症、湿疹、フケ症、皮膚炎、火傷、しもやけ、乾癬、たむし、疥癬、虫の刺し傷、防虫、喘息、耳痛、咳、風邪、インフルエンザ、カタル、咽頭炎、吐き気、疝痛、膀胱炎、月経痛、抑うつ症、頭痛、不眠症
ブレンド相性 柑橘系オイル、シダーウッド、クローブ、クラリセージ、コリアンダー、サイプレス、フランキンセンス、ゼラニウム、ジュニパー、ミモザ、ネロリ、ローズ、オークモス、プチグレイン、パイン
注     意 一般に刺激性および感作性はないが、アロマセラピスト自身がこのエッセンシャルオイルの使いすぎで接触皮膚炎を起こすことがある。また、同じ L.officinalis の精油でも刺激を起こすものは、混ぜ物がされているか酸化した可能性があり、未希釈,高濃度使用は、皮膚を刺激する


53.
名    称 ラべンダー、スパイク Lavandula latifolia
科    名 シソ科  価格帯 安価
別    名 アスピック
特徴と産地 真性ラべンダーと非常に類似、スパイクの葉は大きくざらざらしており、花は灰色を帯びた藤色、茎に密集して咲く。フランスとスペインの山岳地方原産。エッセンシャルオイルもこの2 カ国が世界生産量の大部分を占める
抽 出 法 花から水蒸気蒸留
オイルの性質 無色から淡黄色の液体。フレッシュな樟脳系の芳香は、真性ラべンダーとローズマリーがまじったような芳香。頭をはっきりと覚醒させる
主 な 成 分 シネオール、カンファー、リナロール、酢酸リナリル
作 用 特 性 真性ラベンダーとほぼ同等、樟脳がより強く、よく呼吸器系疾患に用いられる。フランスのアロマセラピー医は、真性ラべンダー70%スパイクラべンダー30%の混合比で“活性化”させ相乗効果を引き出す
アロマセラピー利用 スキンケア(ほぼ全肌質)、にきび、アレルギー、水虫、おでき、打撲症、湿疹、フケ症、皮膚炎、火傷、しもやけ、乾癬、たむし、疥癬、虫の刺し傷、防虫、喘息、耳痛、咳、風邪、インフルエンザ、カタル、咽頭炎、吐き気、疝痛、膀胱炎、月経痛、抑うつ症、頭痛、不眠症
ブレンド相性 べルガモット、サイプレス、ユーカリ、ジュニパーべリー、レモン、プチグレイン、パイン、
ローズマリー
注     意 刺激性,感作性は一般的にないが、高濃度,未希釈で適用すると肌に刺激を与える可能性あり


54.
名    称 レモン Citrus limon
科    名 ミカン科  価格帯 たいへん安価 広く入手可能
別    名 C. limonum
特徴と産地 樹高約5mに育つ常緑高木、鮮やか黄色果実、ピンクを帯びた白い花。原産地アジア、地中海地方で帰化。エッセンシャルオイルは主にイタリア、キプロス、イスラエル、カリフォルニアで生産
抽 出 法 果皮から冷搾。蒸留したオイルの入手も可能だが香りは劣る
オイルの性質 淡黄色の液体。新鮮な果実のようにフレッシュでシャープな芳香を嗅ぐと元気づけられたり、清涼感を感じる。
主 な 成 分 リモネン、テルピネン、ピネン、ミルセン、シトラール、リナロール、ゲラニオール、シトロネラール
作 用 特 性 抗貧血、抗菌、抗リウマチ、消毒、抗けいれん、解毒、収斂、殺菌、駆風、白血球増殖、細胞成長促進、浄化、利尿、解熱、 止血、血圧降下、殺虫、血行促進、発汗、強壮、駆虫
アロマセラピー利用 スキンケア(脂性肌)、にきび、おでき、しもやけ、いぼ、セルライト、関節炎、高血圧、循環不全、リウマチ、喘息、咽喉痛、気管支炎、カタル、消化不良、風邪、インフルエンザ
ブレンド相性 他の柑橘糸オイル、ローマンカモミール、エレミ、フランキンセンス、ジュニパーべリー、ラべンダー、ミルラ、ネロリ、プチグレイン、ローズ、サンダルウッド、イランイラン
注     意 冷搾には光毒性がある。 色素沈着を起こす恐れがあるため肌への適用直後に日光にあたらないこと。但し、蒸留した精油には光毒性はない。貯蔵寿命が短く使用は購入後6 カ月以内。一度酸化すると肌を刺激しやすくなるため低濃度希釈で使用


55.
名    称 レモングラス、ウェストインディアン(Cymbopogon citratus ) および
イーストインディアン・レモングラス(C.flexuosus )

科    名 イネ科  価格帯 安価 広く入手可能
別    名 −
特徴と産地 熱帯アジア原産。インド、スリランカ、インドネシア、西インド、アフリカで栽培。エッセンシャルオイルは主にグァテマラとインドで生産
抽 出 法 新鮮である程度乾燥した草から水蒸気蒸留
オイルの性質 ウェストインディアンレモングラスは赤色系琥珀色液体、アーシー系の甘いレモンに似た芳香。イーストインディアンレモングラスは黄色系琥珀色液体、芳香はウェストインディアン種より軽め。気持ちを元気づけ、清涼感を感じさせ、人によりリラックス感や覚醒させられる
主 な 成 分 シトラール、ジペンテン、リナロール、ゲラニオール
作 用 特 性 鎮痛、抗うつ、酸化防止、殺菌、収斂、駆風、デオドラント、解熱、殺真菌、催乳、殺虫、神経鎮静、血行促進、強壮
アロマセラピー利用 水虫、防虫、疥癬、筋肉痛、循環不全、乳汁の不足、疝痛、消化不良、発熱、感染症、頭痛、神経系疾患、ストレス疾患
ブレンド相性 べルガモット、カルダモン、ローマンカモミール、クローブ、ユーカリ、ゼラニウム、ジンジャー、ラべンダー、ミルラ、パルマローザ、パチュリー、プチグレイン、ローズマリー
注     意 香りが非常に強いため控えめに使用。敏感肌を刺激する恐れがあり0.5%以下に希釈して使用

56.
名    称 ローズ Rosa centifolia , R.damascena
科    名 バラ科  価格帯 高価 ローズオットー はさらに高価
別    名 R.centifolia:キャベッジローズ、モロッカンローズ、インディアンローズ、
R.damascena:ダマスクローズブルガリアンローズ、ターキッシュローズ。
エッセンシャルオイルを精製するローズは、主にこの2種類。この中からさらに多くの亜変種と栽培種を交配、商業栽培されている。新種イングリッシュローズ・フィトルオイルには多くの栽培種が混合され品種の特定は困難。このオイルは使用され始めたばかり
特徴と産地 落葉小低木、トゲのある茎と大輪の芳香よい花。キャべッジローズは花びらの多い淡いピンク色の花。ダマスクローズは、花びらの少ない濃いピンク色の花。ペルシャからはじまり現在は世界中で栽培。R.centifoliaのオイルは主にモロッコ、チュニジア、イタリア、フランス、中国で生産。R.damascenaのオイルはトルコ、フランス産もすばらしいが、最高品質はブルガリア産
抽 出 法 アロマセラピーで使用されるローズオイルは、新鮮な花びらを水蒸気蒸留したローズオットーと溶剤抽出したローズ・アブソリュートの2種類で、ローズオットーが好まれる。ローズウォーターは水蒸気蒸留過程における副産物
オイルの性質 ローズオットーは無色の液体、低温では半固体になる。甘くまろやかな芳香、わずかにクローブとバ二ラの香りを思わせる。ローズ・アブソリュートは黄色系オレンジ色の粘性液体、芳香はオットーと類似、オットーのもつスパイシーなバニラの芳香ニュアンスはない。ローズオットーはぬくもりを感じ陶酔させ、ローズ・アブソリュートはぬくもりを感じ精神を高揚させる。どちらも催淫性がある
主 な 成 分 ローズオットーとローズ・アブソリュートの化学成分は300種以上と大変複雑。但し、大半のローズオイルは多量のシトロネロール、ゲラニオール、フィルネソール、ネロール、ステアロプテンを含有
作 用 特 性 抗うつ、抗炎症、消毒、抗けいれん、抗ウイルス、収斂、殺菌、催胆、細胞成長促進、浄化、通経、止血、強肝、緩下、鎮静、健胃、強壮、子宮強壮
アロマセラピー利用 スキンケア(ほぼ全肌質)、毛細血管の破れ、湿疹、動惨、呼吸器系疾患、吐き気、月経異常、過多月経、抑うつ症、不眠症、頭痛、月経前緊張症候群、神経の緊張、ストレスによる疾患
ブレンド相性 柑橘系オイル、フローラル系オイル、シダーウッド、コリアンダー、ローマンカモミール、ジャーマンカモミール、クラリセージ、フランキンセンス、プチグレイン、サンダルウッド、バニラ
注     意 ローズオットーの芳香は非常に強いため控えめ使用。どちらのオイルも刺激性、感作性はなく、一般的に全エッセンシャルオイル中最も毒性は低いが、この2種類ではアブソリュートの方が過度の敏感肌を刺激する可能性がある


57.
名    称 ローズマリー Rosmarinus officinalis
      ローズマリーCTカンファーローズマリーCTシネオール
科    名 シソ科  価格帯 普通 広く入手可能
別    名 R.coronarium 
特徴と産地 花をつける常緑低木、樹高約1.8mに成長。針形の葉は固く鋭い、表面は濃色、下側は薄色。花は青系唇形花弁、小アイリスと類似。地中海地方原産、世界中で栽培。エッセンシャルオイルは主にモロッコ、フランス、スペインで生産
抽 出 法 花の咲いた先端部分を水蒸気蒸留。植物全体から抽出したオイルは品質劣る
オイルの性質 無色〜淡黄色液体。わずかに樟脳系芳香をともなうウッディ調樹脂系芳香。品質の劣るオイルは樟脳の芳香が強くなる。この芳香を嗅ぐとリフレッシュ、頭がはっきりし、ぬくもりを感じ、元気づけられる。催淫性もある
主 な 成 分 ボルネオール、カンフェン、カンファー、シネオール、ピネン、テルピネオール
作 用 特 性 鎮痛、抗菌、下痢止め、酸化防止、抗リウマチ、抗神経痛、強心、駆風、胆汁分泌促進、細胞成長促進、白血球増殖、利尿、通経、殺真菌、殺寄生虫、血行促進、副腎皮質刺激、発汗、癒傷
アロマセラピー利用 脂性肌、脂性髪、フケ症、健康な髪の成長促進、アタマジラミ、防虫、疥癬、呼吸器系疾患、各種筋肉痛、リウマチ、循環不全、月経痛、風邪、インフルエンザ、頭痛、精神的疲労、抑うつ症、神経的疲弊、ストレス疾患
ブレンド相性 バジル、シダーウッド、柑橘系オイル、コリアンダー、エレミ、フランキンセンス、レモングラス、ラべンダー、ペパーミント、プチグレイン、パイン
注     意 妊娠中の使用は避ける。てんかんを患う人は発作を引き起こす恐れがある。敏感肌を刺激する可能性があり、低〜中濃度に希釈して使用





医 学 用 語 解 説

 作 用 名       内  容

 強心剤        心臓に関わる諸疾患に用いる薬
 強心作用       心臓を強める作用
 強壮剤        強壮に用いる薬
 強壮作用       全身又は特定の器官を活性化、強化する作用
 強肝作用       肝臓機能を高める作用
 去痰作用       消化器系の過度の粘膜を除去する作用
 駆虫作用       腸に寄生する寄生虫を除去する作用
 駆風作用       消化器系を刺激し胃をリラックスさせ腸内の溜まったガスを排出させる作用
 解毒作用       毒を中和する作用
 血圧降下作用     高い血圧を下げる作用
 血管拡張作用     血管壁を拡張させる作用
 血管収縮作用     血管壁を収縮させる作用
 血行促進作用     循環器を刺激し血液の流れを促進する作用
 解熱作用       高い体温を引き下げる作用
 健胃作用       胃を健康にする作用
 緩下作用       腸内不容物の排泄をうながす作用
 健康回復作用     心身の健康を回復する作用
 抗アレルギー作用   アレルギー反応を抑制する作用
 抗ウイルス作用    ウイルスの増殖を抑える作用
 抗うつ作用      落ち込んだ気分を引き上げる作用
 抗炎症作用      炎症を抑える作用
 抗菌作用       雑菌の増殖を阻止する作用
 抗けいれん作用    けいれんを抑え、又はやわらげる作用
 抗血管拡張作用    血管拡張を打ち消す作用 血管拡張はくしゃみや皮膚の不快な刺激などアレルギー反応の一部として身体に起こる)

 抗出血作用      出血を防ぐ作用
 抗腫傷作用      腫傷を予防又は腫傷成長を抑える作用
 抗神経痛作用     神経痛を緩和する作用
 抗生作用       微生物、主にバクテリアを殺す作用
 抗貧血作用      貧血を予防、回復する作用
 抗リウマチ作用    リウマチ疾患の症状を緩和する作用
 催淫作用       性欲を高める作用
 催胆作用       肝臓を刺激して胆汁分泌をうながす作用
 催乳作用       母乳の分泌をうながす作用
 催乳抑制作用     母乳の分泌を抑える作用
 細胞成長促進作用   皮膚細胞の再生をうながし、瘢痕形成の治癒を高める作用
 催眠作用       睡眼を促す作用
 殺寄生虫作用     ノミやシラミなどの寄生虫を殺す作用
 殺菌作用       バクテリアを殺す作用
 殺真菌作用      真菌を死滅させ、増殖を抑える作用
 殺虫作用       幼虫を殺す作用
 酸化防止作用     空気にさらされることによる酸化を防止、又は遅らせる作用
 子宮強壮作用     女性生殖器を強壮し、正常化する作用
 刺激作用       心身の働きを活性化する作用
 止血作用       出血を止める作用
 疾患予防作用     病気を予防する作用
 収斂作用       組織を引き締め、組織内への分泌を減少させる作用
 浄化作用       血中,臓器中の不純物を除去する作用
 消化促進作用     消化を助ける作用
 消毒作用       微生物を殺す作用
 脂漏抑制作用     皮脂の分泌を抑える作用
 神経鎮静作用     神経系を整えて強化する作用
 頭脳明噺作用     頭をはっきりさせる作用
 制吐作用       嘔吐を抑える作用
 性欲抑制作用     性欲を抑える作用
 咳緩和作用      咳を鎮め、抑え、又はやわらげる作用
 胆汁分泌促進作用   胆嚢を刺激して胆汁分泌をうながす作用
 鎮痙作用       けいれんを鎮め、抑え、または予防する作用
 鎮静作用       神経系を鎮め、ストレスを軽減する作用
 鎮痛作用       痛みをやわらげる作用
 通経作用       月経を刺激し、正常化する作用
 低血糖作用      血糖値を下げる作用
 デオドラント作用   不決な臭いを消す作用
 肺疾患作用      肺疾患への治癒を助ける作用
 発汗作用       発汗を促す作用
 白血球増殖作用    感染病に対する身体の免疫を高める助けとなる白血球を増殖する作用
 腐敗防止作用     腐敗を遅らせる作用
 分娩促進作用     陣痛をうながす作用
 免疫強化作用     免疫系を高め、強める作用
 癒傷作用       外傷や切り傷の治癒を速め、助ける作用
 利尿作用       排尿をうながす作用
 流産誘発作用     流産を引き起こす作用




【参考文献】
アロマセラピー百科事典 /著者: クリッシー・ワイルドウッド 、日本語版監修:栗崎小太郎 氏
発行:株式会社日本ヴォーグ社

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
▼URL「Wine Rank Best 30」
http://winebeer.jugem.jp/
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